「キレル」子どもの原因

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アナタ次第です

近年、子どもの『キレル』現象が社会問題となりました。その原因として食習慣や生活習慣が挙げられています。朝食摂取状況や睡眠時間などの生活リズムの乱れにより、今も尚キレル子、キレやすい子どもが増えているといいます。

睡眠と食事が重要

人間が健康に過ごすには、睡眠はとても重用です。成長ホルモンは睡眠中に分泌され、子どもが成長するのに不可欠なホルモンとされています。ところが、これは大人になってもこれはとても大切なホルモンです。成長ホルモンにより、新陳代謝を活発にし、疲労を回復させ、肉体を再生させます。

「寝る子は育つ」という言葉には根拠があるのです。成長ホルモンは、肝臓でIGF-Iをつくり、血液と混ざり、体内を巡ることにより、筋肉や内臓の成長を促し、骨の伸びを司る骨端軟骨の細胞を増やします。アミノ酸の量を増加させ、タンパク質合成を向上させ、筋肉量を増加させます。

糖をエネルギーに変え体内でのエネルギー消費量を高め、脂肪細胞中に蓄えられている中性脂肪を分解し、血液中に遊離脂肪酸を放出させます。カルシウム、リン、マグネシウムの利用効率を上げて骨形成を促進させます。

最近の子どもは肥満体が非常に多いという調査結果があります。それには、食と睡眠が大きく関わっているのです。また、近年では日本人の発育が早いこともあげられています。体系そのものが変化してきていることで、長身の子どもが増えました。しかし、学力低下や知能低下が問題視されています。

それにも睡眠は大きく関わってきます。短時間睡眠の子どもは、翌日に集中ができないという精神的な疲労症状を訴えることも判明しているのです。短時間睡眠は、副交感神経の著しい機能不全が起こり、集中力が散漫になり、記憶力や知能の低下に繋がります。

幼児期には、夜に10時間以上の睡眠時間を確保させることが不可欠です。子どもは、成長ホルモンのほかにも、夜の睡眠中に脳内の温度を下げて身体を休めるメラトニン分泌されます。大人に合わせた夜型の不規則な生活になると、少しのことでカッとなったり、イライラしてしまうのです。生活リズムの乱れが、知らぬ間に子どもの身体を破壊し、心の問題にまで影響しているといえます。

朝食と栄養バランスが大切

睡眠のバランスが崩れると、朝食の摂取にも悪影響がでます。朝食を摂取していないことが、栄養バランスの崩れ、集中力や学習不足、虚弱体質、そしてキレる大きな原因の1つになります。また、菓子パン程度の簡単なものだけの朝食でも、栄養バランスを崩し、体が弱くなり、成長や精神面に影響が及ぼすので、朝から時間を持ってバランスの良い食事をとれるように心がけましょう。

一般的な食事の傾向もインスタント食品・スナック菓子・肉や鶏肉の摂取が多くなり、魚・豆類の摂取が少なくなってきています。特に魚には、DHAと呼ばれるドコサヘキサエン酸やEPAと呼ばれるエンコサペンタエン酸という物質が大量に含まれているのです。魚を食べることで、脳の発達や脳神経細胞の働きが良くなり、攻撃的になりにくくなります。

食事をする状態にも注意が必要です。テレビを見ながらの食事や、1人での食事となる状況は作らないようにしましょう。この習慣は、マナーの悪さやそしゃく回数の減少も引きおこすだけでなく、家族とのふれあいが減少しすることでストレスが増加し集中力のなさの原因にもなります。

子どもの安全

栄養素の補給だけをするものではなく、情緒が安定し心地良い子どもの居場所となる様に、また家族のコミュニケーションを図る絶好の機会となるように楽しい食事を心がけて下さい。テレビは消し、家族との会話を楽しみましょう。

糖分の過剰摂取で犯罪増

また、成長期に食品添加物を摂取するのは、とても悪影響があります。添加物まみれの食事、スナック菓子や清涼飲料水は脳や健康には悪影響を及ぼしてしまうのです。青少年の犯罪が増加している原因の一つに、清涼飲料水等による糖分の摂取量が大きく関係しているという研究結果が報告されました。また、子どもの高コレステロール・中性脂肪も大人並に増え、肥満体で成人病を患う子どもも増加しています。

この外にも、テレビやゲームも問題があります。米国小児科学会によると、テレビを見過ぎる子どもは、集中力が弱く落ち着きがなく衝動的になる危険性の大きいことを報告しました。テレビ視聴の多さもキレル子どもの一因となっているようです。

キレる子どもを作り出す要因

最近の子どもたちは、塾や習い事で忙しい為、食生活が乱れているので、日頃の生活にも見直す部分は大いにありそうです。キレる子どもを作り出しやすい要因となるものをまとめてみましたので、ぜひご参考にしてみて下さい。

・砂糖がたくさん入ったものを大量に摂取するようになる。

・コーラや甘い清涼飲料水を良く飲むようになる。

・ファーストフードのハンバーガーやインスタントラーメン、脂っこいものや味の濃いものが好きである。

・塾に行くのに忙しく夜はコンビニ弁当が中心になっている。

・野菜をほとんど食べなくなっている。

・肉類、ジャンクフードを好んで食べるようになっている。

・極端な偏食になっている。

・音にすごく敏感になっている。

・便秘がちになっている。

・アレルギーが出ている。

・家族揃っての食事機会が少ない。

以上の兆候は、子供達の心身の健康に注意をしなければならないシグナルになっています。キレル子どもに育てない為にも、これらの点に注意をすることが必要です。

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