頭痛の原因は?突然の頭痛・長期間続く頭痛の対処方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

15歳以上の日本人の3人に1人は「頭痛もち」で、3000万人以上が悩んでいるといわれます。頭痛は、ひどくなると生活に支障をきたします。また、命にかかわる病気が原因になっている事もあるのです。

では、頭痛が発症した際に、多くの方はどの様な対処をしているのでしょうか?その対処法として最も多かった答えは「市販薬をのむ」だそうです。

エディケイションの医療

そして、頭痛を感じた際には68.6%もの人が頭痛薬を飲んでいるのだそうです。

エディケイションの医療

しかし、頭痛薬には副作用のリスクもあります。頭痛の元となるプロスタグランジンの生成を薬で抑えて痛みを鎮めるのですが、特に「アスピリン」という成分が多く含まれている頭痛薬は胃腸障害になりやすいとされています。胃潰瘍の経験のある方や胃弱体質のお年寄りなどは特に気を付けなくてはいけません。

また、妊娠後期の妊婦さんが市販の頭痛薬を飲むと、出産に対するリスクが高まりますので、安易に頭痛薬を使用してはいけません。

さらに、薬物乱用頭痛という副作用の危険性もあります。これは、頭痛薬の飲みすぎにより痛みの感受性が高まり、少しの頭痛でも強く感じて薬を飲まざるを得なくなってしまう副作用です。

この他にも以下の様な様々な副作用発症のリスクが伴います。

エディケイションの医療

そして、頭痛には市販薬が効かない頭痛もあります。市販薬の使用が認められられているのは、慢性頭痛(一次性頭痛)の様なケースに限り、他の原因による頭痛には効果が無いとされているのです。

まずは、ご自身の「頭痛の原因が何」かを把握する必要があります。

突然の頭痛・長期間続く頭痛の原因は?頭痛の症状・原因・対策

ここで下記の「頭痛チェックリスト」をお試し下さい。これらの後に頭痛になっていませんか?

・寝過ぎた(二度寝、昼寝やうたた寝)
・寝溜めをする
・寝不足
・空腹(低血糖)
・ストレス、緊張
・疲労
・風邪などで発熱
・月経、排卵
・激しい運動(脱水状態)
・天候や気圧の変化
・温度差(春先や秋口、クーラーなどによる)
・強い光やにおい
・人ごみ
・運動不足
・食事(チーズ、キムチ、レバー、赤ワイン、スナック菓子、肉加工品、柑橘類)
・枕が合わない
・薬

まず、頭痛の大きな原因として考えられているのが「ストレス・緊張・疲労」です。運動不足や人ごみでの緊張状態等も踏まえ、血流が悪くなる事で頭痛が引き起こされていると考えられます。

次に、睡眠後に頭痛が起こる原因は、欠陥が拡張して頭痛が起こっている事が考えられます。睡眠不足の人が休日に寝過ぎることで、土日に限って頭が痛いという人も多くいるのです。

女性は、生理前後のホルモンの変化などに脳が敏感に反応して血管が拡張、炎症を起こして頭痛が発症する事もあります。

また、空腹時等に低血糖になると片頭痛が起こりやすくなります。食事ができなくて空腹の時は、頭痛の予防にアメを1個なめてみて下さい。

食事が原因で頭痛を引き起こす事があります。「チラミン」という成分には、血管を収縮させる作用があり、食べ過ぎると片頭痛を引き起こす可能性があるのです。(*1)

チーズ、キムチ、レバー等のチラミンを含む食物の食べ過ぎには注意して下さい。

また、アルコールやポリフェノール、ヒスタミンなど、血管を開く作用のある食品に反応して、片頭痛を起こしてしまう人もいるため、次の食品は注意が必要です。

赤ワイン、スナック菓子、ベーコン、サラミ、ソーセージ、柑橘類、ピザ、タマネギ、ヨーグルト、ピーナッツバター

エディケイションの医療

頭痛を知って正しい対策を!!緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛

では、より具体的に頭痛の原因に付いてご説明させて頂きます。

頭痛には、明確な病気があるわけではないのに繰り返し起こる「一次性頭痛」、病気が原因であらわれる「二次性頭痛」の二つに分ける事ができます。

一次性頭痛は「頭痛持ち」の症状で、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛の3つが代表的です。首や頭部周辺の筋肉の緊張や、頭部の血管の拡張などによって起こると考えられています。

二次性頭痛を起こす病気には、クモ膜下出血や脳腫瘍など、時として生命の危機となる事があるため要注意です。

クモ膜下出血・脳腫瘍による頭痛は、毎年約1万人~3万人に発生すると言われており、これまで経験したことのないような強い頭痛が突然表れたり、手足の麻痺やしびれ・痙攣や、激しい嘔吐、高熱などを伴う頭痛が起きた時はすぐに病院で診断を受ける必要があります。

エディケイションの医療

では、一次性頭痛の代表的な3つ症状に付いて見ていきましょう。

緊張型頭痛

最も多く見られる一次性頭痛で、年齢性別を問わず、誰もが発症する可能性のある「アタマコリ」と表現される頭痛です。

<原因>
首や頭の筋肉が緊張し血行が悪くなり、乳酸などの疲労物質が筋肉にたまり、これが神経を刺激して痛みを引き起こすと考えられています。身体的・精神的なストレス、同じ姿勢を続ける長時間のデスクワークなどで発症します。肩や首のこりの原因と似ています。

<症状>
長時間同じ姿勢をした後、ストレスから解放された時に頭痛が発症します。肩や首のこりを伴い、軽いめまいを伴うことがあります。

後頭部を中心に頭全体に重苦しい痛みがあり、毎日のように朝から晩まで一定の鈍い痛みが続くこともあります。

<対策>
3. ストレッチやマッサージで筋肉の緊張をほぐし、入浴や蒸しタオルで首から肩にかけて温めて下さい。また、長時間同じ姿勢を続けることを辞め、適度に身体を動かしてストレスを発散しましょう。

エディケイションの医療

片頭痛

頭部の血管が拡張し、炎症を起こして痛みが発生します。20〜40代の女性に特に多くみられます。
片頭痛がひどい人は、脳血管に小さな損傷ができ、血管がもろくなって脳梗塞の原因になるケースもある為に注意が必要です。

<原因>
ストレスや疲労、女性ホルモンが原因と考えられています。また、「頭部の血管が拡張することによって頭痛が起こると考える説」と「三叉神経が何らかの刺激を受け、血管の拡張や炎症が神経を刺激して痛みが起こる説」があるとされており、まだ解明されていない部分があります。

<症状>
頭の片側または両側が脈打つようにズキンズキンと痛みます。寝込む程に痛み、時として吐き気や嘔吐を伴うことがあります。

ストレスから解放された時に起こりやすく、数時間程度で収まることもあれば、3日間程続くこともあります。

<対策>
痛む部分を冷やし、横になってやすみましょう。マッサージや血管を広げてしまう入浴や運動は行わないで下さい。

エディケイションの医療

群発頭痛

患者の多くが男性ですが、その数は少なく、まれなタイプと言えます。

<原因>
目の後ろを通っている内頸動脈が拡張して炎症が起きる事で発症する頭痛と考えられています。

<症状>
目をえぐられるような激しい痛み、副交感神経の刺激により、涙が・瞳孔が小さくなる・充血・鼻水・発汗といった症状を伴います。

症状が出始めると、2カ月間程度、毎日のように同じ時間に頭痛が表れるようになります。

<対策>
日ごろから規則正しい生活を心がけ、症状がひどい場合は飲酒や喫煙は控えましょう。

エディケイションの医療

「なぜ長期間頭痛が起きているのか?」「なぜとつぜん頭痛が起きたのか?」その理由がわからないと、大きな不安を感じてしまうことでしょう。

しかし、ご自身の頭痛がどのような原因で起きているのかを知ると、どの様な対応をすれば良いのかがわかります。

長引く頭痛があまりにもひどい場合には、脳神経外科の「頭痛外来」で頭痛専門医の治療を受けて下さい。

生活環境を改善するだけで、副作用のリスクがある頭痛薬に依存する事無く、頭痛を発症しにくくする事も可能です。

ぜひ、上記の症状からご自身の頭痛の原因を探し出し、安全な頭痛対策を行ってみて下さい。

長引く片側・こめかみの頭痛の原因は?慢性化しやすい偏頭痛の症状と対処法』はこちらからご覧ください。

*1『食べすぎちゃダメ!頭痛を招いてしまう危険な食べ物3つ – エキサイトニュース』
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20130104/Menjoy_72490.html?_p=1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す