うつ病日記 ~私がうつ病を克服した方法。もう怖くない、うつ病は必ず治る!~

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うつ病はもう怖くない!必ず治る!

光りに向かってうつ病は誰にでも発症する可能性がある病気です。

それは私にも突然襲い掛かってきました。コップの水があふれるように、それはダムが崩壊したかのように、全てを深い闇の中に引きずり込んでいきました。

光すら見えず、暗闇の中にずっといるようで、まさに心に穴があき、全てを失った日々が続きました。

この記事では、突然の心の崩壊からつらく長い戦いを経て回復し、元気に生活できるようになった私のうつ病回復までの過程や思ったこと、感じたことを書いています。

今うつ病で苦しんでいる方、ノイローゼや精神病と戦っている方へ、少しでも力になればと思いキーボードをたたいて書いています。うつ病という病気は本当につらい病気です。でも、いつかは必ず回復します。絶対に克服できます。最後まであきらめないで、一緒にたたかっていきましょう。

私のスペックと私がうつ病になるまでの過程

ちょっとだけ私のスペックを自己紹介させてください

私のスペックうつ病になる少し前の私のスペックです。独身、彼女あり、男、28歳。静岡県出身、現在も静岡県に一人暮らし、実家まで車で10分程度。そこそこ大きい企業の子会社に勤める正社員で事務職。営業を任されることもありましたが人と話すことは嫌いではなく、周りから見ても精神力の強いほうだと認められていたと思います。

正直その頃は、他人がうつ病になっても全く知識がありませんでしたので、うつ病になる人は「気持ちが弱いんだ」とか。「うつ病という名目で仕事をサボりやがって・・・」とか、かなり最低な考え方をしていたと思います。

まさかそんな自分がうつ病になるなんて思いもしませんでした。もしかしたらうつ病患者の人に対して良いイメージを持っていなかった私へ神様が罰を与えたのかもしれません。

上司からのプレッシャーも無く平穏だったのですが・・・

自分がうつ病になってから、他の方がどのようにうつ病になったのかブログなどを良く拝見させて頂いたのですが、上司や会社からの圧力や過度の残業などが原因の方が多いようでした。しかし、私の場合は上司からのプレッシャーも無く、残業時間も皆無、有給も自由にとれたし、体調が悪そうにしていると、上司から「ソファーで寝ててもいいよ」と言われたりと、自由で思いやりのある環境でした。今考えても、とても良い仲間や環境だったと思います。

では、なぜそんな環境で、うつ病とは無縁と思われた性格だった私が突然うつ病になってしまったのでしょうか?

優しさだけでは誰も救えない。自分のエネルギーを食われていた事実

基本的に素晴らしい環境だったのですが、私には弱点がありました。それは人に対して優しすぎたことです。「来るもの拒まず、去るもの追わず」が信条だったので、人から言われた仕事や悩みごと、相談を真剣に聞いているうちに、なぜか私の周りにはマイナスのオーラを持った人ばかりが集まるようになりました。人の悩みに対して真剣に聞いているうちに、周りの人々は私を頼り、甘え、気がつけば自分には何の問題もないのにトラブルに巻き込まれるようになっていったのです。

仕事に対して頼りになる反面、周りの人は私に対して必要以上に甘えるようになり、私に言えば何とかなると思っている人が増えてきました。そして、もうこの時点でノイローゼぎみだった私は上司や友人に相談したところ、甘え許してはいけない、悪いことは悪いといい、しかるところはしからないといけない、そう助言をされ、私もそうするよう実行しようと心にきめました。

甘える人は裏切られると牙をむく

精神崩壊私を頼る人間の中には、付き合いたくない人もいたし、嫌いな人もいました。でも、我慢してお付き合いしていたのですが、もう耐えられなくなり、私はある日プッツリとその人へ優しくするのをやめました。

そうすると、甘える人間というのは怖いものです。今まで私に甘えていた人間の中の一部は突然私を恨むようになりました。

「今まで優しくしてくれたのに、突然優しくしてくれなくなった。」ただそれだけの理由で私へ攻撃を始めたのです。社内に悪い噂を流したり、ストーカーのように電話をしてきたり、誹謗中傷のメールを送ったり、掲示板に書き込んだり。

今思えば、私に近づいてきた人は、私のエネルギーを奪って生きてきた人間だったんだと思います。私は人を救えると思い優しくしてきましたが、それは何の問題もならず、ただただ私がエネルギーを分け与えていただけだったのです。その時点で既に私のエネルギーは尽きていました。そして今まで優しくしてあげた人から突然の攻撃。私は一気に人を信じることができなくなり、うつ病という病気を発症してしまいました。

人からエネルギーを奪おうとする人は一定数存在する

人から気にされたり、優しくされたりするのはとても心地が良いものです。困ったことがあればいつでもその人が解決してくれます。でも、優しくするほうは自分自信に対して精神的、金銭的に余裕があり、相手に対して愛が無ければ疲労していくだけです。これはのちにお医者さんや精神科医からも絶対にやってはいけないことだと教えてもらいました。

私は自分にまだ余裕がないのに、他人のために人生を生きていたようなものだったんですね。これは後に説明するアドラー心理学や、斉藤一人さんの著書などでも学びましたが、本当にやってはいけないことだったのです。

しかし、甘える側のほうは心地が良いものですから、そういう人種は自覚症状もなく他人のエネルギーを奪いにきます。あなたの周りにもそのような人がいませんでしょうか?でも、決してそのような人を相手にしてはいけません。助けるときはあなたのエネルギーを分け与えるのではなく、根本的な解決をさせる覚悟を持って助けなければ、あなたの人生は他人に奪われてします。

私の性格 ~うつ病になりやすい典型的な性格~

今思うと、コミュニケーション能力は低いほうではありませんでしたが、うつ病になりやすい性格だったようです。こんな性格の人はうつ病になりやすいようですのでご注意ください。

真面目

正直者で真面目。私のことを一言で言うとこんな性格です。一見、正直者で真面目な性格は仕事も実直にこなし責任感も強く、良い人間に見えます。でも、真面目な性格はダメです。斉藤一人さんは真面目の人のことを「真面目ジメジメ」なんて言葉で表現していましたが、まさにその通り。真面目な性格は人から言われたことを真面目に受け止め、他に流すことができません。

仕事のプレッシャー、人からの言葉、色々な出来事を受け流すことができず、全部自分の中に貯めてしまいます。コップの水があふれる前は全然問題ありませんが、コップの水がいっぱいになると精神が崩壊しうつ病につながります。一方、真面目じゃない人は自分に必要のない水はコップの中から汚い水を捨てることができます。精神的に余裕のある日は汚い水が流れてきてもコップに入れることもなく、そもそもコップの容量も大きいです。真面目な人はコップも小さければ水の質を選別することもできません。

もし自分が真面目だと思うのであれば、精神的に疲弊しやすい性格だと思ったことはありませんでしょうか?真面目からの脱却が幸せへのカギです。

責任感

私のように真面目な人は、人から言われたことを真剣に考えますから、たわいもないことでも非常に大きな責任感を感じてしまいます。仕事で考えると必ず納期や時間は守るし、言われたことは完璧にこなします。でも、そこに遊びが無いので精神はどんどん疲労していきます。ロールプレイングゲームで例えると、精神力はMPのようなものです。どんなに体力がありコミュニケーション能力が優れていてもMPが少ない人は呪文を唱えることはできません。精神が疲弊するということはMPが無くなっている状態です。

MPがなくなると鬱状態が頻繁に訪れるようになり、ノイローゼやうつ病を発症してしまいます。

運動不足

営業で外回りをすることはありましたが、基本的にはオフィス内での事務職だった私は慢性的な運動不足でした。ジムの会員にはなっていましたがあまり行くこともなく、太陽を浴びることも少なかったです。太陽を浴びないと身も心もリフレッシュができずにストレスはどんどん溜まり、夜も寝れない体なっていきます。運動不足は本当によくありません。

うつ病になる人の多くは運動不足な人が多いようです。

一人で抱え込む、相談相手、ストレス発散相手がいない

最大の問題は、悩んだときに解決する手段が無く、全部自分一人で抱え込んでしまう環境にある人です。酒飲みにうつ病になる人が少ないのは、お酒を飲むことで知人友人に愚痴をこぼしたりしてストレスを発散できているからなんですね。酒も飲まず、タバコもしない、友達や友人も少ない方はうつ病になりやすい傾向にあります。上司や親、先輩や友人に気軽に相談できる環境は私にもあったのですが、自分の性格からして相談するタイプではなかったのが問題でした。恥ずかしがらずに思い切って相談できる人に時間を作ってもらって相談し、自分への負担を出来る限り他の人とシェアして共同で問題解決にあたるのがうつ病にならないためのコツだと思います。

病院に通いだす

最初はノイローゼになったかな?程度の考えでしたが、夜は眠れなくなり、一日中ぼーっとしてきます。他人がいる空間が嫌になり、レストランなどに入れなくなります。人と話をするのがつらくなるという症状も悪化していきます。本当にエネルギーが無い状態だったんだと思います。買い物すら出来ない状態になり、ついには外に出るのが怖くなりました。

次第に友人や家族と話しても、言動はおかしくなり、突然切れたりするようになり、ついには生まれて初めて精神の病気と自覚し病院に行くことになります。

不眠症~ノイローゼ~うつ病へ

最初に向かったのは心療内科と呼ばれるクリニックでした。病院というよりはおしゃれなマッサージ屋さんみたいなロビーで、とても良い木の香りがする病院でした。白衣ではなく私服をまとった先生が優しく接してくれたのを覚えています。後で分かったことですが、病院っぽくすると精神に不安を感じる患者さんがいるそうで、診療内科の病院はこのように心地の良い状態が保たれているそうです。

最初に心療内科に通ったときは、まだ不眠症とノイローゼといった診断でした。私もまだ「うつ病という病気になっていないんだ、うつ病なんかに自分がなるはずはない」とその頃は思っていたので安心し、軽い睡眠薬で様子をみて、出来ることなら仕事を休んで家でゆっくりしてくださいとのこと。グッドミンという睡眠薬を貰って、それを飲んで毎日寝る日々。3日も4日も寝ることができない不眠症が続いていたのですが、薬を飲むことで少しは夜に睡眠を取ることができるようになりました。

しかし、数日経つと、ふとしたことで他人に言われた言葉や、誹謗中傷された心ないメール、攻撃の数々を思い出してしまい、それは悲しみ、苦しみ、そして暗い螺旋階段状の滑り台を超特急で下っているような深い悲しみに襲われるようになり、1ヵ月後には症状が悪化してしまうようになりました。

投薬生活で一時的改善

その頃は睡眠薬もあまり効かなくなり、改めて心療内科に行くと、ついにはうつ病と診断されてしまいます。うつ病には度数で区分けされているらしく、私の場合は中高度~高度のうつ病と診断されました。ここで世に聞く抗うつ薬を処方され、完全なうつ病状態と自分も認識し、さらに落ち込んでいきます。

しかし、薬は本当にすごいもので、抗うつ薬を飲んで2~3週間ほどすると症状が少し落ち着いてくるようになります。落ち着いてくるといってもまだ家を出ることができる状態ではなく、ようやくご飯を少し食べることができたり、番組によってはテレビやドラマなどを見てもつらくない程度です。ですがどうしても玄関のドアを開ける気にはなりませんでした。

根本的な解決には至らず

外に出るときといったら、家族に連れられて病院にいくときだけでした。散歩してみようと思いましたが、そんな気分にはなれません。薬が効いているときは症状は軽くなるものの、不安や悲しみや空虚感は頻繁に襲ってきて、自分の部屋に閉じこもり時間が過ぎる日々を過ごすだけの毎日が過ぎていきます。

そんな中でも、自分の中ではどうにかしてうつ病を治療しなくてはいけない、家族に迷惑はかけられない、病気を絶対に克服しなければと、現実を心の葛藤が戦い始めてもっともっとつらくなっていきます。そこで、まずは何かできることは無いかとインターネットで検索して色々なことを試してみることにしました。

克服するために試して効果があったもの、なかったもの

【効果がなかった】

× 食生活の変更

食生活を変える食生活を変えることでストレス軽減やうつ病の症状改善につながるという記事がありましたので、家族にお願いして食生活を変えてみることにしました。この頃はもう食事で何を食べてもおいしく感じることはなく、うつ病やストレスから胃潰瘍や十二指腸潰瘍なども併発し毎日が腹痛でしたので、食欲もありませんでした。

うつ病には血糖値のアップダウンが関係していることがあるようです。例えば白砂糖などを多く含む食事をしている人はうつ病リスクが高いといわれています。白砂糖は血糖値を急激に上げますが、上がった後は急激に血糖値を下げてしまう傾向があるのだそうです。血糖値の急激なアップダウンにより、うつ症状が悪化したり、憂鬱な気分になる頻度があがります。その他にもイライラしたり、目まいがしたり、判断力が下がったりと良いことはありません。

血糖値をあげる食品をまずはやめてみることにしました。白砂糖や甘いものを控え、小麦を使ったパンやパスタ、お米などの炭水化物も控えます。そして体に良いとされるヒジキ、ワカメ、昆布などの海草類、納豆や豆腐などの大豆系食品、きのこ類、野菜類中心の食生活に変えました。

それをたぶん2~3ヶ月やったと思います。今思えばかなり健康的な食事ですよね。肉も食べず野菜中心の生活だったのですが、私のうつ病にはまったく効果がありませんでした。体には良かったのでしょうが、精神的な悩みやストレスが継続していては、食生活を改善してもあまり効果がないことが分かりました。

× セラピーDVD

therapyうつ病になった原因は結局のところ精神的ストレスや人間関係です。仕事から離れても時々嫌な相手からメールが届いたり、昔言われたりしたことを思い出したりする生活が続いていました。そこで、精神的に安らぎを得ることができないかと思い、セラピーDVDを聴いてみたりした時期がありました。

精神科の先生が優しく丁寧に心を落ち着かせる方法や、嫌な相手から断ち切る方法、強くなる方法を解説していた音声ファイルがあったのでひたすら聞いていました。

しかし、やはりこれらの言葉が私のそのときの状態に響いたかというと、まったく効果がありませんでした。それらの精神科の先生のセラピーを聞く時期ではありませんでした。時は既に遅く、イライラや嫌悪感などがつのるだけでした。

× 暴力的ストレス発散法

violenceうつ病という病気には、深い悲しみや絶望感がある日もあれば、自分を鬱病へ追い込んだ相手への怒りや恨みが面に出てくる日もあります。そのときに我慢せず、部屋のモノに当たったり、壁をたたいたりしてしまうのですが、一度思い切って暴れてみようと思ったことがあります。

でも、暴れた後の部屋をみたり、家族からの目を見ると、、、何も解決にはいたりませんでした。ストレス発散に運動をしたり、サンドバッグをたたいたりすると良いといいますが、それは病気になる前のストレス発散方法。鬱病になった私にはもう逆効果でした。

× サプリメント

suplimentDHAだとかEPAだとか、サプリメントをとることで精神が落ち着くかもしれないというネットの言葉を信じてサプリメントを試しました。しかし、食事生活の変更に効果が無かったのと同じく、サプリメントなんて全く意味がありませんでした。嘘の広告で騙されたんだと思うと、また深い悲しみと落ち込みしかありませんでした。

これを読んでいる現在進行形でうつ病と闘っている人がいましたら、サプリメントは私には全く逆効果でしたのでおすすめはしません。(人によると思いますが・・・)

【効果があった】

○ ハーブティー

ハーブティーハーブティーはつらい気持ちを落ち着かせるのに効果がありました。闇に落ちた気持ちを一瞬でも呼び戻してくれて、ハーブティーを飲みながらぼーっとしてると少し楽になりました。一言でハーブティーと言っても種類によって効いたものとダメなものがありました。ローズ、シナモン、ラベンダーなどはダメで気持ち悪くなりました。逆にレモングラス、ジャスミン、カモミールはとても安心する気持ちを呼び起こしてくれた気がします。日本人だからなのか、普通に匂いが強めの緑茶も良かったです。

○ 公園で日光浴や森林浴

日光浴や森林浴外に出ることができる状態じゃないとだめですが、うつ症状が軽い日には近くの公園や森林がある場所に散歩することからスタートしました。私の場合は運よく近くにあまり人がこない公園があったのでだいぶお世話になりました。自然に触れるととても気持ちが安らぎました。ただ、公園に人がいると気持ちがざわめき、うつ症状が強くでてくることもあります。なぜか小さい子供や若い女性ならいても平気なのですが、小中学生や中年以上の方が公園にいるとダメでした。

公園でたばこを吸っている人とかいると最悪な気持ちになりすぐに家に帰らなくてはいけませんでした。それと縦横無尽に走り回る男子児童もその時は苦手でした。要するに自分に近づいてきそうだったり、面倒に巻き込まれそうになることを極端に嫌っていましたので、害のなさそうな人のみ安心して一緒にいても大丈夫だという心情だったのでしょう。

○ クラシック・ヒーリング音楽

music鬱症状があるときは、ロックやメタルなどの音楽は最悪でした。J-POPもダメで、耳から音が入るだけでつらくなりました。私の場合、鬱症状が出ているときは耳や三半規管が不安定で、低い音が聞き取りづらくなったり、めまいがするようになっていました。おそらく耳にも何かしらの障害が発生していたんだと思います。今は治療がほぼできていて大好きなメタルやハードロックなどを聞いても大丈夫ですが、当時はまったくだめでした。

ヒーリング系の曲などをYOUTUBEで探して聞いてみましたが、一番落ち着いたのは、過去に聞いたことがあるような有名なクラシック曲や、J-POPをピアノやオルゴールで演奏したような曲がよかったです。暗くつらい気持ちを多少なりとも落ち着かせてくれて、鬱症状をさほど出さずに時間を過ごさせてくれました。

○ 読書

読書嫌な思い出や嫌な人を思い出す時間を少しでも減らすには、そのこと以外に熱中する時間を作ることだと思います。ゲームや読書も良いのではないかと思いゲームなどをしてみましたが、ゲームは結構ストレスを感じてできませんでした。でも、読書は本によっては大変気晴らしになりました。普通に読み親しんでいる漫画なども良かったのですが、一番良かったのはアドラー心理学と、斉藤一人さんの本でした。実は、この2冊の教えが私がうつ病を克服するきっかけにもなります。

○ 映画、ドラマ

映画、ドラマ鬱症状が少し軽い日には映画やドラマはとてもよかったです。なんといっても映画などに熱中できる時間を作れれば嫌な気持ちや嫌な人のことを思い出さなくてすみました。これも見る映画やドラマによっては最悪な気分になることがあったので、ミステリーや推理などのようなものではなく、単純なアクションものなど良いです。でも、映画の中でも聞き分けの悪い人や嫌な人がでてくると、私をうつ病に追い込んだ人物たちのことを思い出すこともあるので、そういう人がいなさそうな単純なストーリーのものを選ぶこをおすすめします。例えば、24(Twenty Four)みたいな単純なアクション系が良かったです。治療中に全てコンプリートしてしまいました。

根本的な解決を目指して

鬱病には症状に応じて様々な治療薬をお医者さんが患者さんに処方し、症状を和らげてくれます。抗うつ薬は大変便利ですが、長期間服用すると副作用が出たり依存性が出たりして、負のスパイラルに陥ってしまうこともあります。鬱病と診断されたからには、自分が病気であることを認知し、薬を服用することで心理的に気持ちが和らぎますので、薬は飲んだほうが良いと思います。しかし、大事なのは薬を服用して気分が少し良くなったときにどう行動するか、どう考えるかだと思います。

服薬で効果が出て状態が良くなっても、うつ病になったそもそもの原因である、アナタを苦しめた要因を除去しなければストレスは減らないし、夜の睡眠も苦しいし、悪夢は終わりません。原因を除去し、こころの病気を根本的に治すためにやってみたことを紹介します。

私を追いこんだ原因を真剣にみつめる

私をうつ病に追いこんだのは人間関係です。完結に言うと、私を頼ってきた人間は私から時間とお金とエネルギーを奪い、奪いきったら私を攻撃し始めました。これは周りの人々を甘やかした私の優しさが原因です。愛がある優しさは苦になりませんが、我慢しながら人に優しくするのはどうしてもエネルギーを消費します。そして優しくされた方は愛されていると勘違いし、相手を執拗に追い求め、拒否されると恨みや憎しみに変化し攻撃し始めるのです。これってまさにストーカーが発生するメカニズムではないかと思います。私の場合は男女に間ではなく、同僚や部下、友人との間でこれが起こったのです。

そして私は時に悲しみ、そして逆に私も彼らを恨むようになり、悲しさと憎しみが頻繁に巻き起こる感情に「こころ」がどんどん崩壊していきます。

全てを紙に書き出していく

紙に書く悲しみと怒りがどうしてもおさえられず、それが終わると空虚感が押し寄せ、空っぽになります。時には自殺を考えたこともあります。自分という人間はこの世の中に必要とされているのだろうか?この障害は一生続くのではないだろうか?

このままではいけない、と思い、症状が軽いある日に思い立って、今の感情や原因を紙に書きなぐってみることにしました。今思うとどうしてこのような行動に出たのは不思議です。こんなことがあった、悲しい、あいつが私を精神的に追い込んだ、悔しい、憎い。誰も相手にしてくれない、さびしい。など、今読み返すと恥ずかしい限りなのですが、当時は真剣でした。

この紙に書かれたものを全て解決すれば精神的不安は全てなくなるはずだ

紙に書き殴ることで、かなり怒りを静めることができた気がします。しかし、そこでふと思いました。この紙に書かれている悩み、怒り、恨み、悲しみ、これを全て解決することができれば、うつ病になった原因から根本的に解決し、病気を完全に治療できるのではないか?精神的な不安もなくなり、元気に復帰できると思ったのです。

そこで私は、この書き殴りの紙を一旦破り捨て、今度は自分にとって重荷だと感じている順番にキレイに箇条書きにしていくことにしました。

一つずつ消していく努力をする

箇条書きにした、自分が今嫌だと思っていることを見つめているとまたうつ症状が悪化してつらい気持ちになりましたが、症状が軽いときにじっくり見てみる努力をしてみました。嫌なことがたくさん書いてあり、つらい記憶を思い起こしてやっぱりダメになるときもありました。でも、ある日、ふと思ったことがありました。この中に書かれている嫌なことリストのうちのいくつかは、今はもう存在していないことに気づいたんです。

例えば、我慢してお付き合いしていた嫌な人間の幾人かは、もう既に私の前から去っていて、もう連絡も来ないし、こちらからすることもありませんでした。目の前に存在しない相手に怯え、目の前に存在しない相手に怒り、憎しみを持つなんて、なんておかしいことなのでしょう・・・。私をうつ病に追い込んだ環境や人間を恨んだりしていました。確かに過去があり今があるため、その気持ちはなかなか消えません。でも、もう終わったことで悩むことは本当に意味の無いことなんです。

そこで、この紙キレに箇条書きにした項目の中から、もう解決したはずのことを消していくことにしました。確かに、紙に書いてあるものに打ち消し線をひいたぐらいでうつ病が治ればそんな簡単なことはありません。実際にはそんなことでうつ病は治りません。でも、うつ病とはエネルギー不足と自分の気持ちの弱さが原因です。エネルギーは時間が経てば必ず回復するはずだ、そして自分の気持ちは、この紙から消したものを毎日みれば少しずつ落ち着いてくるはずだ。

なぜだかこれに気づいたとき、ほんの少しですが希望を持てたことを覚えています。目をつぶったときに現れる過去の不幸な現像も、「お前はもう私の前から消えたんだ。もう出てくるな」と何度も何度もつぶやき、それを繰り返していくことにしました。

思い切って仕事をやめる(傷病手当で食いつなぐ)

紙に書いた不幸な出来事を消して、それが頭の中に現れたら「お前はもう私の前から消えたんだ。もう出てくるな」と何度も繰り返すことで、楽になれる気がした私は、思い切って会社を辞める決断をしました。私がうつ病になった原因の8割以上がやはり会社がらみの人間関係でした。ですので、会社を辞めて、全ての人間関係を絶つことで紙に書いた全ての不幸なことが消えていく気がしたのです。

会社を辞めることで収入が途絶えたり、復帰したときの再就職の困難など不安になりますが、今はそれどころじゃないというお医者さんや両親のアドバイスもあり、会社を辞めるという決心をしました。病院で傷病手当というのがあることを知り、辞める前に会社に相談し、健康保険から傷病手当が最大1年6ヶ月出ることを知りました。実は結構知らない人が多いのですが、会社に努めていると、仕事できない状態になったときに国がお金を補償してくれる制度があります。

でも、これは自分で会社や協会けんぽなどに申請しないともらえません。もし自分が仕事できない状態になったときのために覚えておいてくださいね。傷病手当をもらうには簡単な条件などありますが、普通の会社員でしたらまず貰うことができると思います。傷病手当は今までもらっていた給料の3分の2程度もらうことができますので、当分は生活費に困ることは無いと思います。この制度があるから私も仕事をやめることができました。ちなみに傷病手当は、会社を辞めても貰い続けることができますのでご安心ください。

うつ病になって仕事が出来ない場合に傷病手当を受取るには?
傷病手当という制度を知らない人が本当に多く、かなりの損をしています。条件があえば誰でも傷病手当を請求し、国(健康保険)から生活に必要なお金を治療中に貰うことができます。傷病手当を貰う方法はこちらのページで詳しく解説していますのでご覧ください。
うつ病で休職・退職する場合は傷病手当金を受け取ろう!

嫌だと思う人間とは全て縁を立つ

会社を辞めることに対して非常に不安を感じる方もたくさんいると思います。でも、そもそも会社での仕事が原因でうつ病になった人も多いのではないでしょうか?なのに会社への復帰に執着し、症状はいつまでたっても改善されないという方もたくさんいると思います。

傷病手当が出る期間は最大1年6ヶ月しかありませんが、最悪それでも病気が悪化する場合は生活保護申請の相談も可能なようです。中度以上のうつ病を発症した人で、原因が会社にある場合は潔く会社を辞めたほうが良いと思います。実際、私は会社を思い切って辞めたことで、治療がスムーズにいって回復までの道のりが少し早くなったのではないかと思います。

会社を辞めて次にしたことは、自分の大切な人からの連絡以外、全てを絶つことです。最近はSNSやメールなどで頻繁に情報が入ってきますので、嫌なことを少しでも思い出す可能性があるものは全て遮断しました。例えば、スマホを開けばついついSNSやメールの情報が気になり見てしまいます。見なければいいのに、前に務めていた会社が運営するサイトやホームページが気になってしまい、見てしまい、また怒りや悲しみの気持ちがわいてきたりします。

とにかく情報を遮断することに専念しました。その間、もしかしたら会社の人や友人からお見舞いの連絡がきていたかもしれませんし、私を攻撃していた人物が嫌がらせのメールを送ってきたり、掲示板に書き込みをしていたかもしれません。でも、そもそも自分がそれを見なければ何にもおきないことでした。最初はすごい気になります。一度気になったらパソコンを開いてついつい見たくなります。でも、遮断すると決めたら絶対に見ないことを心がけて、少しずつ実践していきました。

これは大変よい効果がありました。時間が経つにつれ、嫌なことや嫌な人のことを思い出す時間が実際に減っていきました。

恨むことは絶対にやってはいけない。原因は自分にある

私もそうでしたが、うつ病になると、他人への怒りが大変強くなるときがあります。それは殺意が芽生えたりするほどの恨みへ発展するかもしれません。私の知人でも何十年たっても人を恨んでいる人がいます。そもそもうつ病の原因のほとんどが対人関係でのストレスや深い心の傷、そして怒りから発展したものですから、どうしてもうつ病と怒りはセットとして考えるべきです。実際、私も対人関係で大きく傷ついてしまい、その人たちの名前を見るだけでも心にダメージを受けてしまうような症状でした。

名前を見るだけでも深い傷を思い出すのに、目をつぶるとその人のことを思い出してしまいます。「そうだ、アイツが全て悪いんだ、アイツのせいで自分がうつ病になったんだ。なぜアイツは楽しくしているのに、俺だけこんなつらい思いをしなければいけないんだ?」という恨みの言葉が常にぐるぐる頭の中を回ります。こんな方は多いのではないかと思います。

※闘病中は自覚していませんでしたが、抗うつ剤の副作用として怒りの感情がでてくることもあるようです。

しかし、怒りの感情は自分を蝕み、さらなる地獄へ突き進めます。また、怒りの感情は時々攻撃的になります。怒りの相手に対して電話をして悪口を言ったり、メールで罵倒したり、掲示板に悪口を言ったりすることもあり、今度は他人をも傷つけてしまいます。これは本当によくありません。私も最初は似たような症状に襲われ、闘病中は怒りの相手に対してどうにか復讐できないかと何度も何度も頭の中で考えをめぐらせていました。

しかし、これを克服する方法は簡単でした。それはあるブログで書かれていたことがヒントになったのですが、相手が私に悪いことをしたから自分に怒りの感情があるのではなく、深い傷を負い、それを克服するだけのエネルギーが無かった私がうつ病になり、うつ病の症状として怒りの感情がわいているだけなのだと気づきました。

人を恨む行為は自分を苦しめます。これはつまり、人を恨むということは、実は自分を恨み、自分を傷つけ続けているということなんです。だって、どれだけ人に怒りを向けて恨んでも、その人は元気に生活しているわけです。自分が夜眠れないほど苦しんでも、その人は楽しく飲み会でもやって幸せに生きているわけです。恨みとは、他人に向けているようで、これは内に向けて発する感情なんですね。

これを自覚しただけで、なぜか少し楽になりました。人への怒りは沸いてきます。でもこれは本当に自分がその人へ怒りを向けているのではなく、うつ病という症状なんだと言い聞かせてみてください。うつ病の症状だと自分が自覚したとき、なぜかその気持ちは少しずつ無くなっていくことでしょう。

朝日を浴び、散歩する。草取りで気分改善へ

うつ病になると睡眠もよく取れずに家に引きこもりがちだったので、無理やりでもいいから朝日を浴びて散歩することにしました。最初は早起きと外に出ることは本当につらい日々でした。しかし、10日目ぐらいだったと思いますが、突然朝日を気持ちよく感じる一瞬があり、なぜか気持ちが楽になったような気がしました。そしてその日は散歩のコースを長めに歩いてみたのですが、ちょっと汗をかくぐらい散歩して家に帰ると急に眠気が襲ってきました。自分で意識していないぐらいの眠気で、寝たというより落ちたという表現が正しかったと思います。

その日は鬱病と診断されてから1年ぐらい経過していましたが、1年ぶりに良い睡眠がとれました。ぐっすり何も考えずに寝ることができたのは久しぶりです。この日が私の回復への転換期だったと思います。どん底だった生活の中で少しだけ日の光が差した瞬間でした。だからといって、毎朝の散歩がすごい楽しいわけではありません。2週間後ぐらいにはまた悪化して朝起きるのがつらくなってきました。

アパートの部屋を出てみたけど、脚が地面にくっついてしまったかのように動かない。散歩へいこうとしても、何かが私の体を拘束しているように前に進ませてくれません。そこでふと周りを見渡すと、アパートの周りの敷地に草がぼうぼうに生えているのが見えました。鬱病というのは神経質にもなるのか、一度何かに気がついたら全てに対してイライラしたり、気になってしょうがなくなります。なぜかアパートの周りの草のぼうぼう加減にイライラし、部屋に戻っても草のことばかりが気になります。

そこで、もう我慢できないと寝巻き姿のまま外にでて勝手にアパートのまわり(幅1メートルぐらい、長さはアパート一棟分(50メートル分ぐらい)の草取りを始めてしまいました。気がついたら4時間ぐらい草取りをしていたと思います。一心不乱に草むしりをしていて疲れたので部屋に戻ったとき「あれ?草取りしているとき、気持ちは苦しくなかった」と気がついたのです。

鬱病になると、太陽を浴びると良いというお医者さんがいますが、なかなか外に出たり散歩したりしようとする気分になれません。でも、アパートの敷地で、住人が仕事でいない昼間にまわりの草むしりをするぐらいなら自分にもできる!そして草むしりという単純作業が他のことを考えるいとまを与えず、気持ちも落ち着く、さらに太陽を浴びているので、これは良いのではないか?そう思った私はアパートの敷地全てを2週間ぐらいかけてきれいにしてしまいました。

その間、夜の睡眠の質は良くなり、部屋で一人真っ暗な気分にひたってしまう時間も少なくなりました。朝日を浴びて、運動にもなる草むしり。鬱病には大変効果があるのではないかと思います。田舎に住んでいる人でしたら農業や家庭菜園などやってみると良いかもしれません。

何も考えない、何もやらない、好きなことをやる

少し光が見えたところで、とにかく何も考えない、何もやらない、嫌なことを出来るだけ思い出さないために好きなことをやるという日常にシフトさせようと努力しました。ただ何もしなくても、ただつらいという気持ちしか沸いてこない鬱病で、悲しくなると自分の存在自体が意味のないものに感じたり、突然怒りの感情がわいてきたりと、本当にうつ病の症状は大変です。しかし、そんな中でも一番楽に感じたときというのが、何かのプレッシャーを何も感じないで、何かに熱中している時間でした。私にとってはそれが草むしりや映画、ドラマなどでした。

普段はアウトドアも好きだった私ですが、さすがにそこまでやる気にはなれませんし、映画館まで外出しようとする気にはなれません。今ではHULUのようなネットで簡単に映画やドラマを見ることができる時代です。HULUにはだいぶお世話になりました。主要な映画やドラマは全部見尽くしたかと思います。

そんな時間を過ごすうちに、やはり時間が解決してくれたのか、徐々につらい気持ちになる時間が減り、夜も眠れるようになってきました。

克服~復帰までの道のり~ 私がうつ病を克服した8個の方法
私がうつ病を克服する際に主に効果があった方法を8つをまとめました。こちらもあわせてお読みください。
私がうつ病を克服した8個の方法と考え方まとめ

人なんか気にしない。自分の人生を第一に考える

だいじょうぶうつ病はほとんどが対人関係が原因で発生するものです。一緒にいて嫌だなと思う人もいれば、何もしていないのに自分を攻撃する人もいます。でも、自分の人生に他人の悪意が左右されるなんて、本当に勿体無いです。人生は自分のものであり、他人に左右されてはいけません。

真面目な人ほど他人の目を気にしたり、他人からのお願いやプレッシャーを重く受け止めてストレスを感じやすいです。でも、うつ病が回復してから思うことは、他人の目も、他人のお願いも、他人からのプレッシャーも、全部他人のことです。自分には全く関係ありません。それらを重く受け止めるということは、自分の人生が他人にのっとられているのと同じことだと思いませんか?

例えば、今生きている中で、自分のことについて考える時間でどれぐらいあるでしょうか?ほとんどの人が生活する中で考えていることは、仕事の納期や他人からの目や言葉に影響されていませんか?それって大変不幸なことですよね。私の場合は比較的うつ病になってから完全復帰するまで2年程度でしたので早いほうかもしれません。復活してから思うことは、もう真面目は辞めた、嫌な人と我慢してお付き合いするのも辞めた、他人の目も気にしない、プレッシャーを感じるようなことがあればすぐ逃げる。今まで思っていたことと正反対のことをしていますが、でも今幸せです。自由に自分の人生を生きていることを実感しています。

今うつ病に悩んで苦しんで、もしかしたら死にたいぐらいつらい思いをしている方がこの記事を読んでいるかもしれません。私も経験者として言えることはただ一つ。うつ病は絶対に治療できる病気であることです。そのために一番大事なことは、人のことを考える時間をできる限り捨てて、自分が幸せだと思うことをたくさん行おうという考えにシフトしていくことです。嫌なことから逃げてもいいんです。本当に大丈夫です。必ずいつか光が見えてきます。神様は、アナタの人生において、乗り越えることができる試練しか与えないんだよ。

うつ病にかんする斉藤一人さんのお話。

斉藤ひとりさんという方がいます。病気や健康についてのお話をYOUTUBEにたくさん公開していて、うつ病に関するお話もあります。私は彼のお話を聞くことでうつ病改善へ大きく前進することができました。
うつ病でつらい、死にたい、治らない、と思っている方は信じなくても良いから是非聞いてみてください。

たとえ今苦しくても大丈夫!『八方塞がりの抜け道』

苦しくて死にたいと思った時に~あなたは幸せになる!

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コメント

  1. miina より:

    私も鬱で苦しんでいます。参考になりました。ありがとうございました。

  2. ない より:

    私も今死にたいくらいつらいです。

  3. より:

    私も鬱が治らず死にたいくらいつらいです。

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