食べ物は体も作るが病気も作る

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私達人間は生きて行くためには、必ず食事をしなければなりません。はるか大昔から動物や植物の命を頂き、そして現在まで生きらえ?栄をし続けました。人間は日々の食事が全ての元となります。その為、健康な身体も作ってくれますが、残念ながら近年の食事では病気を作ってしまう原因になることも多くあります。

バランスが悪い食生活や危険な成分の過剰摂取をすることは病気の原因になってしまいます。毎日のこと、そして自身の人生をも左右させることですので、キチンとした正しい知識を身につけたいですね。日頃の食生活を見直し、正しい食生活を取り入れていきましょう。

食生活の欧米化により起こる病気

近年では、生活習慣病にかかる人がかなり増加しています。そして驚くべきことに、大人だけではなく小さな子どもの生活習慣病も増加しているのです。今では「小児生活習慣病」という病名まである位に増え、多くの子ども達が苦しんでいます。文部科学省が行った「学校保健統計調査」によると、肥満傾向児の割合は男子では9歳から17歳で10%を超えており、女子でも12歳が9.8%と高く、親世代に比べ1.5倍から2倍に増えたことが示されました。それには子供たちをとりまく居住空間や生活環境が変化、利便性や効率性が高くなった一方で、運動不足や体力低下、生活の夜型化、睡眠時間の減少傾向、そして食生活の欧米化が原因であるとされています。

戦後の高度経済成長期とともに欧米の食物が日本に輸入され、米や麦に大豆などに代表される穀物類の需要・炭水化物の摂取量が減少し、動物性食品や脂分・菓子や飲料の糖分の消費が増加しています。さらに、塩分の摂りすぎや野菜の摂取不足等も原因とされています。

そして、近年はストレス社会とも言われるようになり、その発散や会社の付き合いなどで飲酒をする機会が増え、常用化してしまっている人が増加傾向にあるのです。

和食と洋食を比較すると

ここで和食と洋食を比較してみましょう。和食の献立に含まれる水分の量は、水分が豊富で洋食の2倍と言われています。逆に水分の少ない洋食にはドリンクや果物、サラダが必要とされています。脂肪の差としては、和食は本来は植物油か魚の脂肪が中心で洋食は動物性の脂肪を接種する傾向があります。西洋は肉とバターの文化と言われますが、これらは「飽和脂肪酸」食品の代表格です。これに対し、和食は魚や大豆、胡麻等による「不飽和脂肪酸」を多く摂取します。

飽和脂肪酸は肉食動物に適した栄養素で、人間の様な穀食雑食性の動物には不飽和脂肪酸が適しています。飽和脂肪酸の摂取量が多い人ほど糖尿病の発症率が高いという報告もあり、肥満や動脈硬化の原因にもなります。また、パンやマーガリン等に多く含まれる「トランス脂肪酸」は「狂った油」と言われるくらいに、とても人体にリスクのあるものです。

この様に和食には多くのメリットがあります。しかし、多くの献立に塩分が含まれるために、塩分を控えることが重用となります。これは決して減塩の調味料を使用するということではありません。塩分そのものを減らすと言うことがあくまでも重用という事を覚えておいて下さい。また、栄養価が高いと言われる中華ですが、その分高カロリーで脂分や化学調味料の過剰摂取が問題となる為、やはり和食はとても優れた料理法ということになります。

安全な食

しかし、先ほどもお話させて頂いた様に、日本人の食生活の欧米化が進んでいます。あるデータによると、昭和40年からわずか30年余りで米の消費量は半分近くになり、肉や乳製品・油脂類は2〜3倍に増大していることが判明しています。それと比例するように、生活習慣病患者の数も増加しているのです。特に日本で最も多い死因とされる癌は、その発症の原因として食事関連が30%で煙草以上に食事が原因と言うことが発表されています。

これらの事から、色がいかに体・健康を作っているかがわかると思います。食の欧米化により、輸入農産物の増大を招くとともに、米余りや国産農産物の安値化等の状況が生じ、日本農業の将来に暗い影を投げかけていることが現状です。

また、食生活の変化の原因として、女性の社会進出や加工食品や外食店の増加、子どもの習い事等の生活習慣の変化が上げられます。どんなに忙しくとも、家族で協力し合い、食事は栄養バランスを考え手作りの出来立てのものを楽しくおいしく、毎日3回きちんと取るようにしましょう。

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