子どもに与えるテレビとゲームの影響

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アナタ次第です

英国で実施された調査によると、テレビやコンピューターゲームを1日2時間以上をする子どもは、活動的であっても深刻な心理的な問題を抱えやすリスクがそうでない子どもに比べて約60%も高いことが報告されました。この調査は、10歳と11歳の子ども1000人以上を対象に、7日間にわたりアンケート調査でテレビやコンピューターの前で過ごす時間と心理状態を調べ、同時に身体を動かす量も計測したものです。それにより、身体を動かさない時に何をしているかが重要という事が明確となり、読書や宿題をする子どもには悪い影響がみられなかったとされています。

ゲームが子どもを破滅に導く

暴力シーンを含むテレビゲームが、子どもの暴力性を高めるという懸念は、だいぶ以前から指摘されてきた問題です。文部科学省も、その影響による危険性を公表しています。

テレビゲームは、子どもに対して特に次の二点が問題視されています。まず、暴力が問題解決の手段として有効であるという考え方や、暴力の手段を学習させることです。もう一点は、暴力をふるうことに慣れさせてしまい、その回路を開かせることによって、テレビゲームの中のみならず現実場面においても暴力をふるわせやすくしてしまうという点です。

テレビゲームの中で展開されているバーチャルの世界は、近年の映像技術の進歩により、現実の世界ととても類似してきています。て表現の現実性・再現性がより一層高くなり、テレビゲームの中で学習された考え方や開かれた回路が、それだけ現実場面でも機能しやすいと考えられることが懸念材料としてあげられているのです。

これまでは悪影響を支持する研究結果はあったとしても、子どもに関する短期的な影響を検討した実験研究などに限定されておりました。テレビゲームが暴力性に及ぼす影響は、あまり深刻には捉えられていなかったのですが、近年は研究者の研究により、その悪影響が懸念され始めてきています。

人間性も崩壊

テレビゲームに入り込み過ぎる事で、対面での生身の人間関係を持たなくなります。リアルな人間関係の中で育成されるべき能力が身につかなくなったり、煩わしい人間関係に向かっていこうという意欲もなくなってしまうのです。その結果として、ひきこもりや不登校のような社会的不適応の状態になるのではないかとの懸念があります。

子どもの安全

ゲームで遊んでいる事で、人間の創造性や社会性を支える高度な情報処理を行う大脳の前頭前野の活動が低下してしまいます。ゲームの利用により、勉強や読書などの知的活動の時間が少なくなり、知的能力や学力に悪影響が出るのではないかという懸念がされているのです。

身体の衰えに繋がる

また、ゲームでは終止モニター画面を見続ける事になります。それにより、眼精疲労や視力の低下など眼に強い悪影響を受ける可能性もあるのです。

さらに、ゲームをやることで外での遊びを減らすと考えられ、外遊びが減れば運動する機会が失われ、骨格や筋肉や運動感覚が発達しなくなって身体能力の低下や肥満が生じケガや病気をしやすくなります。今は、どこにでもゲームを携帯出来てしまう時代です。公園でも、黙々とゲームをしている子どもを見かけます。

やはり、この時期は一生に一度しかないかけがえの無い時間です。友達と元気に走り回り、汗を流して遊ぶことが良い成長と、何にも変え難い思い出や友情を作るのではないでしょうか。子どもを持つ親として、もう一度ゲームやテレビとの生活での関係性を考え直してみてはいかがでしょう。

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