生活習慣病の子どもが急増中

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アナタ次第です

肥満が原因とされる子供の生活習慣病が近年、問題視されるようになってきました。『小児生活習慣病』という言葉が、日常的に使われ始めているのです。

子どもの生活習慣病は、主に肥満が原因となり、従来中高年といった大人に発症するとされている糖尿病、脂肪肝、高脂血症、高血圧症、動脈硬化症等の生活習慣病が、子どもに発見されています。

肥満の子どもが倍増する現代

肥満児はこの十年あまりで倍増しており、体重を身長で2回割ったBMIという指標で比較した場合に、女子では肥満(BMI20.3以上)は1993年に10%だったのが2001年には12%に増加し、男子では肥満(BMI20.2以上)は13%から15%に増加しています。小学生から高校生の2~3%に高血圧症状がみられ、これらの危険因子を抱えている子どもが10人に4人もいるという調査結果もあります。

最大の危険因子であるコレステロールの平均値は、小・中学生とも毎年1mgというハイペースで上昇しているそうです。コレステロールが200mg以上の子どもの割合は、女子で1993年に9%だったのが2001年には19%と2倍以上に増えており、男子でも11%から16%に増加しています。平均値を見てみると女子が166mgから175mgに増加、男子が168mgから174mgに増加しています。米国で小児用に設けられた基準値では、『200mg以上はコレステロール値が高い』とされているのです。

欧米と同じ高水準化

近年の日本では、この様に事態の深刻さを裏付ける数字が続々と公表されています。このような高い数値は欧米と同レベルになりつつあり、将来的に心筋梗塞等の病気の発症率も欧米並みになるのではないかと言われているのです。

子どもの安全

その原因として考えられるのは、食生活の欧米化・運動不足・受験などによるストレスの増大・喫煙等、大人に生活習慣病が発症するのと同じ要因が、今の子どもたちの生活に入り込んできています。肥満児や高コレステロール児の食生活は、ハンバーグやカレーライスや唐揚げ等、子どもが好きな動物性脂肪のとり過ぎや、菓子やケーキや清涼飲料水など糖分のとり過ぎ等、過剰なエネルギー搾取が繰り返されている事が多くあります。

また、、野菜や魚を嫌い、食物繊維やビタミン、カルシウム等が不足しがちです。習い事や親の仕事の関係などで、夕食が遅く、コンビニ弁当や冷凍食品等の添加物が大量に使用され、味の濃い加工品が子どもに提供される機会が増えていることも要因の一つとなっています。さらに、遅寝遅起きのため、朝食抜き、もしくは少量しか食べず、その代わりに夜食を食べること、オヤツ等の間食の過剰摂取も小児生活習慣病の原因の一つです。

生活習慣病の原因や症状

糖尿病は、過剰に糖分を摂取すると糖が十分に燃焼されず、血液中の糖分が異常に高くなり発症します。血流が悪くなり、心臓や腎臓や脳や目の網膜に異常を引き起こします。小児糖尿病は、糖分の多い偏った食生活と運動不足が原因です。軽度の糖尿病であれば、食事療法やと運動療法で治すことが可能です。

高脂血症は、血液中のコレステロールや中性脂肪が過剰になる状態です。コレステロールはの過剰摂取は動脈硬化を引き起こします。油分や味の濃い食品を減らし、和食を中心としたバランスの良い食事を心がけましょう。

高血圧は、肥満体を動かすことで、血流量が増え、血管に対する圧力が増し心臓に大きな負担がかかります。動脈硬化や脳出血や脳硬塞の原因となります。

この他にも肥満になることで、気管支炎や肺炎の呼吸器系の病気のリスクが高まります。睡眠時無呼吸症候群やチアノーゼに繋がる危険性もあるのです。また、運動不足により、骨折や関節炎、肉ばなれが起こりやすくなります。

この様に、子どもの生活環境の悪化により、生活習慣病にかかる子どもが急増しています。子どもの生活を悪化させるも、改善させるにも、親の生活と接し方が大きく影響しているのです。その事を一番に考え、自分の愛する子どもが、自分以上に長生きが出来るような生活環境と健康を作ってあげましょう。

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