闇企業モンサント

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アナタ次第です

以前から遺伝子組み換え綿や除草剤のラウンドアップといった内容に触れると必ず『モンサント』という会社名が取り上げられます。前回の記事でもGM種子によってインド農家を死に至らしめているという事実を取り上げさせて頂きました。そこで今回は、世界最悪企業に正式に決定をした『モンサント』に付いてご紹介させて頂きたいと思います。

世界最悪企業モンサントとは?

モンサントは、元々は化学薬品製造メーカーとして1901年にアメリカで創業しました。ベトナム戦争で使われた枯葉剤などの製造を行い、後にダイオキシン類が含まれていた製品の製造等、様々な問題を起こし、その悪名高いことは有名です。その後は劇薬で名高い除草剤・ラウンドアップの製造や、ラウンドアップの組み替えDNAや牛成長ホルモンを発表。そして遺伝子組換え作物に力を入れ、モンサント社の農業支配は、米国を中心にアジア・中南米にまで拡大しており、GM市場では90%を占めるシェアとなっています。

オーガニック衣類

製造工場からの科学物質の流出により、近隣住民に健康被害を与えたり劇薬の農薬を安全とうたい販売し、裁判を起こされてもその内容を改ざんしたり、非公開にする等ありとあらゆる人間とは思えぬほどの不正を行うことでも有名な会社です。それら一つ一つをあげていきたい所ですが、あまりにも多くの不正があり、描き切らない為に今回は除草剤・ラウンドアップと遺伝子組み換え・GM作物を中心にご紹介したいと思います。

死のラウンドアップ

まず『ラウンドアップ』ですが、2009年に行われたマウス実験では、思春期の時期にラウンドアップにさらされると生殖の発達に障害をおこす内分泌腺攪乱の可能性が発見されています。さらに濃度25㎎/㎏の一回の腹腔内投与によって、染色体の異変と癌の誘発となる事が発見されました。

これ以外にも様々な調査結果や被害が起こっていることは以前の記事でも触れさせて頂いています。それにも関わらずモンサントは「ラウンドアップ等のグリホサートの除草剤は食卓塩よりも安全で、動物にも鳥にも魚にも“事実上毒ではない”」と宣言をしました。

2001年にフランスでは、環境活動家や消費者の権利を主張する活動家たちが訴訟を起こしましたが、それでも「ラウンドアップは生分解性でグリホサート使用後に土壌は汚れなかった」と頑なに主張を続けたのです。しかし、ラウンドアップの主成分であるグリホサートはEUで「環境に危険であり水生動物にとって毒である」と分類され、2007年にモンサントはの虚偽の広告で有罪判決になりました。

モンサントはこの様な虚偽を繰り返し行い、そしてデータも平然と改ざんを行います。そしてその巨大な組織の力を利用し、会社にとって不利な発言をする研究者たちは、証言する機会から職や地位にいたるまで徹底的に圧力を持って押さえ込まれてしまうという事も実際に起こっているのです。

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世界を牛耳るGM作物

次に『遺伝子組み換え・GM作物』ですが、前回も触れた様に、その価格は通常の品種の3倍ととても高価なものです。種の段階から土壌細菌の殺虫剤が組み込まれており、その種子を育てるため、モンサント社の肥料・除草剤・農薬等と種子がセットで販売されています。

種子や苗の段階から特許権が掛けられており、収穫した農産物には遺伝子組み換え特許使用料を課せらるようになっているようです。GM作物は種子がならないように改良されている為に、種子は毎年モンサントから購入する必要があります。仮に種子がなる作物であっても、次回作には自家採種したものを利用しないとの契約を結ばされ、仮に契約違反を犯し自家採種して利用した場合、農家には知的財産権侵害として徹底的に裁判を掛けられて財産を失わされるという強硬手段で全てを奪われてしまうのです。その管理体制は非常に厳しく、周囲の農家への聞き込み調査や、突然の抜き打ち調査を行いに来るほどと言います。

前回ご紹介をさせて頂いたインドで綿花栽培でも巧妙な戦略が行われています。1998年世界銀行のプログラムによってインドは種子部門を多国籍企業に開放することになりました。それと同時にGM種子が普及し、インドの綿種子マーケットは事実上モンサント社の独占状態となってしまったのです。

自社のGM種子は、セットで同社の化学肥料や農薬を購入し、これらの商品に依存しなければならない状態が生まれるような状態になっています。仮にGM栽培を止めても、その強力な農薬が土壌に残留している為にその後何年も他の栽培で作物が育つことは困難な状態になってしまうのです。

さらにBTコットン(遺伝子組み換え綿)を栽培していた作業員が、収穫や荷積みした後に皮膚や目、呼吸器系にアレルギー症状が発症した事が発表されています。 それに加え、BTコットンの収穫が終わった後、羊の群れを放し飼いにし、毎日農場の雑草を食べさせた所、1週間以内に25%の羊が死んだとの報告がされました。死亡した羊を検視した結果、毒性反応があったそうです。

このような事が起てもモンサント社のウェブサイトのPRには「インドの農家はモンサント社とのパートナーシップを結んだことにより生活水準(インフラが整備されたなど)が向上した」等、さも自社が世界を救っているかのような虚言を伝えています。

GM栽培が行われ、不作によってインドの農家が苦しんだ2009年には、インド国内で17638人の農夫がモンサント社の農薬を口にし、自らの命を絶ったそうです。2012年になり、インド政府はモンサント社のコットンの種が不平等に取引されているとして、それらの取引を中止させました。しかし、翌年にはモンサント社は3種類の新たな遺伝子組み換えコットンをインドの農家に供給しようとしています。

今や世界中の職の全てを支配しかねない勢いで、遺伝子作物をありとあらゆる方法で様々な国に広めつつあります。現在の遺伝子組み換えのシェア90%はモンサントが占めています。そして、日本も遺伝子組み換え輸入大国と言われ、追い討ちをかける様にTPPの参入に向けて政府が大きく動き出しました。自国の食の安全と、自身や家族の健康を守る為にも、モンサントを始めとした遺伝子組み換え作物は口にせずに“ノー”と言いましょう。

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