化学物質過敏症の対策・治療 

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アナタ次第です

化学物質過敏症を回避する最も効果的な方法は、原因となるものを排除することが一番の方法です。逆に原因を排除しなければ治療が難しいと言えます。

直ぐに行える化学物質過敏症体策

しかし、原因を排除するまでには、そこに至るまでに化学物質過敏症特有のいくつかの問題点があります。まず一つは、原因の特定が難しい。次に、原因が複数存在し、複合的になっている。そして、原因が分かっても対処が難しいこと。これらのことがあげられます。

住宅の基礎部分に問題があるケースは、排除するにはとても大がかりになり、時間もお金もかかってしまいます。また、電車での香水やレストランでの煙草等、で自分以外に原因がある場合は排除しにくいケースがあり、周囲の理解が必要です。

ここでは家庭で直ぐに行える化学物質過敏症の対策・治療についてお話をさせて頂きます。

化学物質は徹底的に排除すべし

居住空間における化学物質の揮発を最小限度に抑制する事が大切なので、周囲にある化学物質は可能な限り早く屋外に出して処分しましょう。特に次のものがあれば優先的に処分をして下さい。

蚊取り線香等の防虫剤・殺虫剤・芳香剤・消臭剤・合成界面活性剤を使用した製品(合成洗剤や柔軟仕上げ剤や洗浄剤等)・塩素系漂白剤・香水・刺激を感じる場合は新品の家具や雑貨等。基本的に化学薬品類やケミカルな香りのするものは一切自宅の中に入れない様にするといいでしょう。

日用生活品にも注意が必要です。日常的に使用している化粧品や石鹸や洗剤、整髪料やシャンプー等のヘア用品等を植物性由来の無添加のものやオーガニック等にかえて下さい。新しく使用する物は、必ず御パッチテストを行い、安全性を確認してから使用する様にするといいでしょう。

衣類や寝具は天然素材のものを使用し、生理用品もオーガニックコットンのナプキンを利用しましょう。ドライクリーニングした衣類は、すぐに屋内に収納せず屋外で充分に干しておくことも大切です。

調理器具はフッ素・テフロン加工を避け、食器もアルミ製やプラスチック製のもを避け、陶磁器はなるべく絵柄や着色がないものを選ぶといいでしょう。化学性ワックスの使用されていない木製の食器や椀は安全です。しかし、カビやすいので、しっかりと洗い、水分をふき取り乾燥させましょう。

また、食器類の汚れはお湯や煮沸だけでも十分に綺麗になります。しつこい汚れやべたつきには少量の重曹を使用する等、化学洗剤を一切使用しないように心がけましょう。

室内の化学物質の元となるものの排除が終わったら掃除をしましょう。純石鹸水や水拭きで拭きとることが可能なものは拭き、洗えるものは洗います。掃除機のごみパックは抗菌加工でなものを選び、排気に注意して行って下さい。

有害化学物質を分解できるタイプの空気清浄機を設置するといいでしょう。備長炭を化学物質が発生する部屋や場所に置くのも効果的です。しかし、吸収しきれなくなると吸着した化学物質を放散させてしまう為、1ヶ月程度を目安に交換したり煮沸や天日干しを行って下さい。

煮沸の際には化学物質が揮発する為、健康な人に依頼しましょう。また、観葉植物を置くことも効果がありますが、こちらも化学薬剤が使用されていないものを設置するようにします。そして冬でも室内の換気頻繁に行って下さい。

生活環境を徹底して管理する

食物は食品添加物の含まれるものの摂取を断って下さい。オーガニック有機栽培や無農薬・無添加のものを選び、肉類や鶏卵は安全な飼料で健康な育て方の物を選びましょう。緑黄色野菜を意識して摂取し、必要な場合は、ビタミン・ミネラルを多めに取るように心掛けます。冷凍食品や加工食品、コンビニ等の弁当や刺激物の摂取を控えて下さい。

そして、清涼飲料水では無く水分を多く摂取しましょう。水道水を使用する場合は化学物質を除去する為に浄水器やミネラルウォーターを使用して下さい。シャワーや湯船でも、備長炭を入れるか浄水器や浄水用シャワーヘッドを通す等を行った水を利用します。

さらに、食品の包装や容器にも注意が必要です。発泡スチロールやダンボールに直接入っているもの、カップ麺のポリスチレン製の容器やポリカーボネート製の食器や容器、アルミ製の缶飲料、塩素系のラッピングも避けましょう。この様に、なるべく身体に取り込む化学物質の総量を減らすことが大切です。そして、体内に蓄積された化学物質の総量を減らしましょう。

安全な住居

適度な運動をして体力をつけると身体の機能が向上し回復に寄与します。身体の新陳代謝を促進して汗をかくように心がけます。天然温泉や半身浴で汗をかくといいでしょう。

さらに、規則正しくストレスのない生活によって身体機能を改善しましょう。化学物質のみならず、生物的ストレスや電磁波などの物理的ストレス、精神的ストレスも化学物質過敏症の症状を悪化させてしまうことがあります。

睡眠のサイクルを調整して免疫力を高めてくれるホルモンのメラトニンは、暗い場所で脳から分泌されますので、夜は部屋を暗くして睡眠をとりましょう。蛍光灯は白熱灯に替えて下さい。

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