カビが原因!!脂漏性皮膚炎の症状と予防法

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脂漏性皮膚炎という病状を耳にしたことがあるでしょうか?ここではカビによる脂漏性皮膚炎の症状の実際と、原因や予防法を説明してゆきましょう。

 

脂漏性皮膚炎とは?

まずは、脂漏性皮膚炎とはどういったものかをご紹介します。

日本の特徴でもある高温多湿の気候にプラスして紫外線が強い6月の梅雨時から夏場にかけては、お肌のトラブルに気をつけたいシーズンになります。外気にさらされる顔や頭皮は、中でも影響が直接的で炎症や湿疹が生じやすくなり、その1つが脂漏性皮膚炎なのです。

脂漏性皮膚炎は、鼻の周辺や頭皮など皮脂の分泌が多い部分を中心に発症する皮膚炎です。皮脂は、お肌や髪の毛を保護して潤す機能があるのですが、その分泌量が多すぎてしまうとニキビや吹き出物ができたり、皮脂に含まれる脂肪酸が酸化して加齢臭の原因になったりします。

地肌が赤くなり、かゆみを伴い皮膚が荒れてかさつき、細かく剥がれ落ちてしまうこともあるのです。頭皮にこの症状が起こるとフケがたくさん出てしまいます。初期症状が、アレルギー性皮膚炎や刺激性皮膚炎など似ているので脂漏性皮膚炎と認識せずにかゆみに悩んでいる方は多いようです。

脂漏性皮膚炎には、ほかの皮膚炎とは異なる大きな特徴があり、原因がカビの一種の真菌だという部分です。だからこそ、ちゃんと治療しないと、慢性化したり再発したりしやすいですから早めに適切な対策をとりましょう。

病気に付いて

 

漏性皮膚炎の原因

では、次に漏性皮膚炎の原因をご説明します。従来はホルモンバランスの乱れ・ビタミンBの欠如・洗顔や洗髪によるものが指摘されていました。しかしながら、より直接的な原因がカビ(真菌)であることが研究でわかってきたのです。

顔や頭皮にカビがいるというと、驚きませんか?このカビはだれの皮膚にもいる常在菌の1つです。普段の生活では無害なのですが、何かのキッカケで皮脂や汗などの分泌物が増えると、その成分をエサにして急激に増殖すると言われています。

脂漏性皮膚炎の症状が出やすいのは、鼻の周辺と頭皮です。ですが、人によって個人差があり、首の周辺や胸や背中などにも炎症が広がる事例もあります。頭皮に発症するケースでは、フケの量が増え洗髪してもすぐにフケが出ますし、刺激の強い辛い食べ物などを食べると強いかゆみとフケが出ることも報告されています。

また脂漏性皮膚炎と脱毛との関係も最近注目されているのです。特に男性の場合は、脂漏性皮膚炎と脱毛症状を併発するケースも少なくないです。まだまだ因果関係は明確になっていないのですが脂漏性皮膚炎を伴う脱毛ならば市販されているフケ用シャンプーだけでは対処できない可能性があります。皮膚科などを受診して検査をしてもらうのが賢明です。

では、こういった脂漏性皮膚炎は、どのように予防すれば良いのでしょう。初期症状は軽い炎症による赤らみやかゆみ程度ですから、大半の人達は塗り薬で対処しようとし、皮膚のかさつきには保湿クリームを塗る人が多いと思います。しかし、塗り薬はステロイドによるリバウンドのリスクがあり、一時的には改善された様でも長期化してしまい、結果直らないという報告が多々あります。また、常在菌の一種であるマラセチアの増殖がおさまらないと、すぐに再発してしまう可能性もある上に、クリームなどの刺激により症状が悪化することも多々あるのです。

カビによる脂漏性皮膚炎の症状と原因を説明しました。次に予防・改善方法をご紹介しておきましょう。

 

予防と改善方法

一番目は、脂っこい食事を減らすことで、脂っこい食事を摂取すると皮脂の分泌量が増加して常駐菌であるマラセチアの増殖を促進してしまいます。近年では食の欧米化が進み、脂分や糖分、味の濃い食生活に変わりつつあります。そのため、なるべく和食で化学調味料等を含まない安全なものを食べるようになりましょう。

二番目は、ビタミンBとビタミンCを多く摂取してください。ビタミンB群(特にB2・B6)とビタミンCは、皮膚のターンオーバーを改善してくれてダメージの回復を早める効果があります。バランスの良い安全な食事を続けることで腸管免疫を高めます。

三番目は、洗顔を気をつけてください。、刺激の少ないオーガニック石鹸等をしっかりと泡立てて、その泡でそっとなでるようにしてください。拭くときは天然素材のタオルを使用し軽く顔に押し当てるようにして、ゴシゴシとこすらないように注意しましょう。

四番目は、洗髪時に熱いお湯をいきなり頭にかけないことがポイントです。化学系両面活性剤等の刺激のあるシャンプーの使用は避け、オーガニック石鹸やガスール等の安全なものを使用して爪を立てず指の腹で頭皮をそっとなでるように洗髪しましょう。

五番目は、皮膚のダメージを促進する紫外線をさけるようにしましょう。紫外線の強いシーズンは、帽子や傘で日よけをしましょう。帽子は風通しがよく、むれにくいものを選ぶことに注意してください。日焼け止めクリームは刺激が強いものがあり、症状を悪化させてしまう為に、シアバターがお奨めです。

六番目は、睡眠をしっかりとることで、睡眠不足は皮膚の抵抗力を低下させる要因です。夜更かしはやめて深夜0時には遅くとも就寝してください。

七番目は、お風呂に入り肌を清潔に保つということです。40℃以上の高温の入浴は肌の乾燥をまねき痒くなってしまうので、37~39℃のぬるめの温度にしてしっかりと浸かることで血流がよくなって体も温まり、代謝能力がアップしてきます。

このように日ごろの生活を改善し、刺激を与えずに少しずつ予防と改善に努めてみて下さい。

 

 

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