青汁に含まれる成分と飲みやすさに隠された罠
栄養が豊富な青汁を健康のために飲んでいるという方も少なくないはずです。その他にも青汁にはダイエットや便秘解消、アンチエイジング、美肌、口臭・体臭など様々な効果があるとされています。
青汁を毎日飲むという方、たまに気が向いた時にだけ飲むという方、様々いるかと思いますが、飲んでいるその青汁は本当に安全なのでしょうか?実は青汁によっては体に悪い成分が含まれている青汁を、知らず知らずのうちに飲んでしまっている可能性があるのです。
飲みやすさの裏にはある秘密が隠されていた!
一昔前の青汁ですと、「ん~まずい!もう一杯!」というCMの言葉でも想像がつくくらい青汁は苦くて美味しくないというイメージが強かったですが、最近の青汁は苦みやえぐみなどの飲みにくい要素が減り、比較的飲みやすくなったイメージがあります。
ですが、その飲みやすさの裏側には、実はある秘密が隠されていたのです。青汁が飲みやすい理由には人工甘味料をメインとした、様々な食品添加物が含まれているからと言って良いでしょう。
ただ、以前と異なり、最近の青汁は原材料も変わってきており、それによって飲みやすい青汁が増加したとも言えます。以前の青汁の原材料はケールと呼ばれる野菜で、ビタミンの含有量は緑黄色野菜の中でも非常に多いとされています。
新しく青汁の原材料になったのが大麦若葉です。大麦若葉はケールほどではないにしろ栄養価は高く、食物繊維やビタミン、カルシウムが豊富に含まれています。
原材料が従来のケールに加え、大麦若葉や明日葉(アシタバ)などの野菜になることで飲みやすくなったことに加え、上記にも記載した人工甘味料などの添加物により、甘みを出し、飲みやすくしています。青汁を購入する前には必ず原材料を確認し、食品添加物が含まれていないものを選びましょう。
青汁に含まれる体に良い成分
青汁の主な原材料にはケール、大麦若葉、明日葉があり、ケールには下記のような体に良い効果があります。
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ケールは、β-カロテンやルテイン、ビタミンC、カルシウム、食物繊維などの栄養素を豊富に含むことから「緑黄色野菜の王様」と呼ばれている野菜です。またケールには自然な睡眠を導いてくれる成分であるメラトニンも含まれます。
日本では一般的に青汁などに使用されている、栄養価が高い野菜です。
ケールの健康効果
◎目の健康に働きかける効果
◎皮膚や粘膜を丈夫にする効果
◎老化を防ぐ効果
◎睡眠を促す効果
◎ストレスをやわらげる効果
◎免疫力を高める効果
◎美肌効果
◎歯と骨を丈夫にする効果
◎血流を改善する効果
◎便秘を解消する効果
ケールは「緑黄色野菜の王様」と呼ばれるほど、栄養価が非常に高いことで知られています。
ケールには、カロテノイド系の色素であるルテインやβ-カロテンが豊富に含まれています。特にβ-カロテンは、トマトの5倍も多く含まれています。β-カロテンは、人間の体内で必要とされる量のみビタミンAに変換されます。
また、ケールには牛乳の2倍ものカルシウムや自然な睡眠を導くホルモンであるメラトニン、ビタミンE、ビタミンC、食物繊維などの栄養素も豊富に含まれています。
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ケールの健康効果は、ケールが原材料の青汁の効果に直結すると言っても良いはずです。特に美容や便秘解消は、これを目的に青汁を飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。また、大麦若葉の健康効果は下記の通りです。
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大麦若葉とは、イネ科の植物である大麦の若い葉の部分のことを指します。主にSOD酵素をはじめ、ミネラル類やビタミン類を豊富に含んでいます。青汁の原材料のひとつとして使用されています。
大麦若葉の健康効果
◎生活習慣病を予防する効果
◎細胞の健康を維持する効果
◎骨や歯を丈夫にする効果
◎冷え性を改善する効果
◎精神を落ち着かせる効果
◎貧血を予防する効果
◎新陳代謝を活発にする効果
◎免疫力を高める効果
◎目の健康に働きかける効果
◎疲労回復効果
◎ストレスへの抵抗力を高める効果
◎肌荒れを予防する効果
◎便秘を改善する効果
大麦若葉にはSOD酵素やカルシウム、鉄、亜鉛、カリウム、マグネシウム、銅などのミネラル類、β-カロテンやビタミンB1、ビタミンCなどのビタミン類、トリプトファンやアラニンなどのアミノ酸、食物繊維などがバランスよく含まれています。
また、緑色の色素である葉緑素が含まれていることも特徴です。
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ケールと同じような健康効果を持つ大麦若葉ですが、大麦若葉のほうが健康効果は多くなっています。ケールも大麦若葉も青汁の原材料ですので、似たような健康効果や成分が含まれており、どちらも遜色がないと言えるでしょう。
青汁に含まれる体に悪い成分
青汁の箱やパッケージの裏側には原材料が記載してあり、ケールや大麦若葉のみを使用した青汁であればよいのですが、中には体に悪いとされている添加物を使用している青汁もあります。
特にスクラロース、アスパルテームなどが含まれている青汁は人工甘味料を加えて、苦くて飲みにくい青汁に甘さを加えて飲みやすくしているのです。飲みやすいからとついつい必要以上に飲んでしまいますと、頭痛や不眠、めまい、味覚障害、視力障害などの症状を引き起こしてしまう恐れがあるので注意が必要です。
人工甘味料は砂糖の何百倍の甘さを持つ甘味料で、アスパルテームは砂糖の約200倍、スクラロースは砂糖の約600倍とも言われています。
また、何事においてもそうですが、飲みすぎには注意し、1日の目安である量を飲むことが大切です。大量に摂取してしまいますと、吐き気や下痢を催してしまう恐れもあり注意が必要です。
中国産の原料を使用している青汁には注意!
青汁を選ぶ際にも安全な国産を選ぶことです。特に中国産の原料を使用している青汁を購入しないようにしましょう。無農薬で食品添加物も一切使用していない青汁であっても外国産原料である可能性があるため、必ずしも無農薬・食品添加物不使用=安全というわけではないと言えます。
一見国産の原料を使用しているように見えても、きちんと調べると中国産ということがわかるので中国産の青汁は選ばないようにしましょう。
長期的に飲むという方は健康被害にも影響が現れることもあるそうです。
赤ちゃんや妊婦にも影響を引き起こす恐れもある!?
海外では赤ちゃんがチアノーゼに
赤ちゃんに青汁を飲ませると言うことはないとは思いますが、危険ですので、野菜ジュースも与えないようにしましょう。
アメリカやヨーロッパでは赤ちゃんや幼児に野菜ジュースを与え、多くの命を落とすという事件がありました。体が真っ青になってしまったことから『ブルーベビー事件』と呼ばれました。
野菜に含まれる硝酸イオンが原因となるそうです。
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硝酸イオンは、体内で還元され「亜硝酸塩」に変化することで危険な物質へと変わります。
「亜硝酸塩」は、血液中で酸素を運ぶヘモグロビンの働きを妨げ、「メトヘモグロビン血症」を引き起こす物質です。
また、硝酸イオンが体内でたんぱく質と結合することで発ガン性物質である「ニトロソ化合物」の生成に関係するとも一説では言われており、これらが「硝酸イオンが危険」と言われる原因ではないかと考えられます。
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硝酸イオンが亜硝酸塩に変化することでメトヘモグロビン血症を起こしてしまい、酸欠状態になりチアノーゼになってしまいます。これがブルーベビー症候群の原因であると考えられるそうです。
妊娠中や授乳中の女性が飲むと胎児にも影響がでる恐れがある
また、妊娠中や授乳中に簡単に栄養を取れるとして、青汁を飲んでいる方もいるかもしれません。その際に注意しなければいけない点があります。飲んでいる青汁にもし下記の成分が含まれていた場合は、母乳や胎児に影響がでる恐れがあるので、控えるようにしましょう。
・食品添加物
・カフェイン
・残留農薬
無添加の青汁であれば良いのですが、上記でも記載してある通り、中には食品添加物が含まれている青汁もあるので、注意することが大切です。
また、カフェインには胎盤を作る血液を減少させてしまうため、胎児の発育の妨げになる恐れもあると言われています。カフェインはコーヒーや緑茶、抹茶に含まれている成分で、青汁にも緑茶、抹茶が入っている商品もあります。
授乳中でも青汁で摂取したカフェインが母乳を通して、赤ちゃんが摂取してしまい夜泣きやイライラの原因にもなるそうですので、妊娠中や授乳中には緑茶や抹茶が含まれている青汁は控えるようにしましょう。
食品添加物を一切使用せず、緑茶や抹茶が含まれていない青汁であっても絶対に安全というわけではなく、ケール100%、大麦若葉100%と原材料に記載されていても栽培時に農薬を使用していたり、微量の農薬が残っていたりする場合もあります。青汁を購入される際には、農薬を使用していない、残留農薬が検出されていないことを記載してある青汁を選ぶことが大切です。
危険成分が含まれていない青汁
原材料が国産を使用しており、なおかつビタミンCや緑茶、抹茶などを人工的に加えていないものが安全と言って良いでしょう。
使用している野菜は全て国産で、添加物も一切使用していません!ケールや大麦若葉、明日葉、モロヘイヤ、ブロッコリーの5種類の国産野菜が含まれています。
青汁の原料となる野菜が1種類ですと、どうしても摂取できる栄養素も偏ってしまいますが、5種類使用することで、栄養素もバランス良く摂取することも可能です。
金の青汁で使用されている大麦若葉は九州産の純国産で、無農薬栽培を行なっています。
また、定期的に残留農薬と放射能検査を行うことで、安全性を高めています。危険な海外には出さず、製造も品質管理レベルが高い国内工場で行なっています。原材料は大麦若葉100%ということもあり、危険な食品添加物など一切使用しておらず、安全に飲むことが可能です。
『妊婦妊娠生活応援サイト|妊婦は青汁を飲んでもいいの?摂りすぎるとどうなる?』
『実際の青汁の効果はどうなのか!?|青汁と化学農薬「ブルーベビー症候群」』
http://daisuki.ciao.jp/a0012.html
『ママ104|青汁は赤ちゃんには危険な飲み物だった!妊婦さんが覚えておきたい青汁の危険性』
http://ママ104.com/175/
掲載画像
『ニューメディカ・テック株式会社』
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