米国では、ゴキブリはアレルギー症の原因であるアレルゲンになることがわかってきています。ハウスダストにアレルギーを起こす人の大半は、ゴキブリにもアレルギーを起こすようです。ここでは、ゴキブリ喘息についての説明をいたします。
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ゴキブリ喘息を知っていますか?
ゴキブリが好むのは、パン・ふかしたジャガイモ・米ぬか・バナナ・バター・食用油などで雑食性で、腐った植物・生ごみ・動物の死骸・人間のつめや髪の毛や排泄物等何でも食べてしまのです。どういったところでも歩き回るので人間にとっては不衛生な生き物で病原体の媒体になってしまいます。本来は森に住んでいたのですが、暖房設備が充実してほどよい湿度が保たれ食物が豊富な住居に住むようになってきたのです。
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ハウスダスト・アレルギーの原因に
ゴキブリが棲んでいる住宅では、ゴキブリの体液や死骸、糞もハウスダストの主な原因になります。ゴキブリによるアレルギー症状は、主にくしゃみと鼻水や皮膚や眼への刺激によって、時には呼吸困難を起こすこともあるのです。また、ゴキブリに接触することで皮膚炎が起こる場合もあるようです。
主にゴキブリの体片や糞が、鼻にアレルギー症状を引き起こす原因になると考えられています。米国の大都市では、ダニよりもゴキブリによる喘息が深刻な問題になっているのです。とある米国での調査によると、子どもの喘息はゴキブリに対する皮内反応で陽性になる人が36.8パーセントで、ダニの陽性になる人の34.9パーセントを上回っています。埃の中にはゴキブリアレルゲンが多量に含まれており、ゴキブリの皮内反応が陽性の人達は喘息によって入院する可能性が高いと報告されています。
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ダニ同様、ゴキブリも体片や糞がアレルギーを引き起こす原因となります。その為、駆除のみならず掃除も大事です。
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