お腹は空いていないのについ・・・ニセ食欲に注意！！

お腹は空いていないのに、ついつい食べてしまう・・・そういった経験がある方も多いのではないでしょうか？実は「ニセ食欲」が原因かもしれないのです。

食欲には「本物」と「偽物」があり、ニセの食欲は特に空腹ではない時に感じる食欲で、「食後のデザート」や「飲み会のシメはラーメン」など生きるために必要ではないはずなのに、湧いてきてしまう食欲は全て偽物の食欲なのです。

皆さんもニセの食欲が出ていないかチェックすることが大切です。

ニセの食欲チェックリスト

上記のチェックリストに6個以上当てはまる方は注意が必要です。

では今回は、そのニセ食欲の原因と対策方法についてご紹介させて頂きます。

ニセ食欲の原因は、不規則な生活やストレスによるホルモンバランスの乱れによるもので、ニセの食欲が出てきてしまい、余計に食べ過ぎてしまうのです。さらに、ストレスを感じると、脳はコルチゾール値を高めます。このコルチゾールは塩分の高いものや、高脂肪食品、甘いものへの欲求を引き起こしてしまいます。

また、なんとなく食べてしまうケースもあり、「ランチタイムだから」、「美味しそうだから」、「良い香りに誘われて」などの無意識に認知・嗜好・経験・記憶などに関係して食欲を導くのもそうです。お菓子が手元にあるとついつい食べてしまうというのも、なんとなく食べてしまう原因の一つでもあります。

食欲を抑える対策方法

睡眠をたっぷりとる
寝不足ですと、食欲を抑えるレプチンというホルモン物質が減少し、逆に食欲を増進させてしまうグレリンというホルモン物質が多く分泌されてしまいます。

炭酸水を飲む
炭酸水を飲むと胃が膨れて、満腹感を得られますし、1日1.5～2リットルほどのむと代謝が上がり、脂肪の燃焼にも役立ちます。

歯磨きをする
歯磨きをするという行為は、食事はもう終わりというサインを、味覚を通じて脳に伝達してくれるので、食欲を抑えられることができます。

においで抑える
グレープフルーツの果汁や果皮から採れる油にはヌートカトンという香り成分が含まれており、この香り成分はダイエットに効果があると言われています。また、オリーブオイルの香りには、空腹をしずめ、カロリー摂取を抑えてくれる効果があると言われており、食卓にオリーブオイルを置いて、その香りをかぎながら食事をするだけでも良いそうです。

軽い運動をする
激しい運動をしてしまうと空腹を覚えてしまいますが、軽い運動は気持ちが前向きになりますし、ダイエットにも効果的です。

また、つま先立ちSTEPを行うと脂肪燃焼と食べ過ぎ防止に効果的です。つま先立ちは脂肪燃焼ホルモンを、リズム運動は食べ過ぎ防止ホルモンを増加させ、この2つの動作を行うことで効果が倍増します。

つま先立ちSTEPのやり方
1.脚を肩幅に開き、つま先立ちをキープ
肩幅に脚を開き、背筋を伸ばしたまま、つま先立ちをします。つま先立ちをすることで、脚の筋肉を緊張させ、脂肪燃焼ホルモンを分泌させます。

2.つま先立ちのまま、脚をクロス
まず、左脚を斜め前に踏み出します。この時にバランスを崩さない様に注意しましょう。

3.右脚を斜め前に踏み出し、脚をクロス
2の状態から、右脚を斜め前に踏み出します。その後、左脚を元の位置に戻します。

4.右脚も元の位置に戻し、ステップ完了
1～4の流れを約5分繰り返し、2セット行います。1,2,3,4・・・と一定のリズムをとることで、食べ過ぎ防止のホルモンが分泌されます。

つま先立ちSTEPは簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

また、上記に記載した方法以外にも、歯ごたえのあるかたいものを食べ咀嚼回数を増やすことで満腹中枢を刺激しやすくなるので、食欲が気になる方はぜひ試していただき、ついつい食べてしまうニセ食欲をコントロールしましょう。