前回は今と昔の家の違いをご紹介させて頂きました。昔の家には沢山のメリットがあると言うことを知って頂けたと思います。そして、今の住宅も耐震や防災がなされており、密閉率が高い等のメリットがあると言うことをあげさせて頂きました。
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今の家の実態
「最近の新築はとても暖かくて過ごしやすい」これは高断熱高気密住宅と呼ばれるものです。家全体が暖かく、室内の上下温度差、部屋毎の温度差、一日の温度変化が少ない作りです。温度差が少ないことで、心臓病・脳卒中・神経痛・リュウマチ・不妊症など、成人病の予防に繋がります。
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快適の代償はハイリスク
しかし、その代償として換気が良くない事でハウスダストが室内に充満したり、室内外の温度差よって出来る結露でカビが生えてしまっうといった事も起こってしまうのです。
近年の建築ではコストと合理性が追求され、化学物質を大量に使用した建材が多く使用されています。塩化ビニールクロス等の壁材に含んでいる可塑剤、壁紙を貼る為の接着剤、複合フローリング材の合板に使用されているホルマリン系の接着材、畳に含まれている防虫剤等々・・・。壁に使用される合板や輸入木材等、現代の住居には至る所に化学物質が使用されているのです。
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これらのことから健康被害を訴える子どもを始めとした多くの人たちが年々増え続けている事が判明しています。また、IHクッキングヒーターや家電を始めとした、電化製品による電磁波による体調不良を訴える人もいます。この様に、一見便利になったかのように思える今の家が、様々な病気を作り出しているのです。
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