農作物は大きく分けて『通常のもの・オーガニックのもの・自然栽培のもの』この3種類に区別することが出来ます。自然栽培で育て上げられた作物や有機栽培をされるオーガニックの物を選ぶ事が安全な食につながると考えられますが、今回は通常の栽培で育て上げられた農作物の中で、より安全な食べ物の選び方に付いてお話をさせて頂きます。
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安全な食べ物の選び方
最も大切な事として、農薬や化学物質の使用量が少ない作物を選ぶ事が重要です。下記であげる点を覚えておくだけで、残留農薬が少ない野菜を見分けられるようになります。
まず、土からはえる葉野菜よりも土の中で育つ野菜根野菜のほうが安全です。じゃがいも・やまいもなどの芋類・大根・ニンジンが等は、葉野菜と比較しても害虫がつくリスクが少なく、その分農薬を使用しなくてもすみます。しかし、水煮やカット野菜は防腐剤まみれですから、便利ではあっても使わないようにしましょう。
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生産者のわかる物を選ぶ
そして、生産地のわかる農作物を選びましょう。国産であれば国内で作られたものを輸送して店頭に並びますから新鮮なものが並びます。しかし、輸入野菜は国外から輸送で時間がかか為に防腐剤等が多く使用されます。
また、寒いところで収穫される野菜を選ぶことです。寒い地域では害虫自体が少ない為に農薬や化学物質の使用量が軽減されていることがあります。
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旬のものを選ぶ
また、旬の物を選ぶという事が必要です。本来旬でも無いのに売られている作物の多くはビニールハウスで栽培されています。ビニール栽培の野菜は露地栽培野菜よりも残留農薬も多くなっていることが多くあるのです。ビニールハウス内の湿度が高くなるために野菜が病気になり、野菜の病気を予防するためにより化学物質や農薬が使用さえています。露地栽培野菜の場合は、農薬を使っていても紫外線を浴びることで農薬が分解されて残留濃度が軽くなりますが、ビニール栽培では野菜に紫外線が直接あたらずに農薬を分解する効果に期待ができません。
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生産者の顔がわかる事で、どういった農薬が使われ、その農作物がどういった田畑で育ち、その周辺環境は安全かどうかという所まで把握をする事が可能です。その為に生産地と旬である事にこだわる事でより安全なものを選ぶ事が可能になります。まずはその第一歩として、我々消費者が農薬や除草剤等の危険性、そして食そのものに対して関心を持つ事が大切です。
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