今回は特に気をつけるべく食品添加物とその人体への影響に付いて触れさせて頂きたいと思います。
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身近な食品に使用される添加物の種類と用途
1:タール色素 br>
タール色素は、当初コールタールから化学合成されてのでこの名前がついており、現在は石油製品を原料として合成されています。タール色素は化学構造上、すべて発がん性や催奇性の疑いがあります。また、キレやアレルギー等の様々な症状の原因となっています。現在、使用禁止になったものは、赤色4・5号、黄色1号、緑色1号等17品目ありますが、北欧では禁止されているタール色素が日本では11種も使用されているのです。黄色4号はアレルギーの原因物質の為、花粉症やアトピーの人は特に注意が必要です。清涼飲料水やハム等の他にも、なんと医薬品にも使用されています。
イギリスで行われた調査によると、短気や落ち着きのない子、勉強をする気のない子どもに対し、着色料や保存料等の添加物を抜いた食事をさせた結果、81%の子供は改善され、さらには皮膚炎や花粉症、耳炎や鼻炎、偏頭痛が良くなったという結果が出ています。
2:亜硝酸ナトリウム br>
日本人に胃がんが多い原因ではないかと指摘があるほどで、0.18~0.25gで致死量に足してしまうと言われ、猛毒の青酸カリの致死量0.15gと比べてもそれ同等の猛毒が食品に含まれていると言う事がわかります。同じレベルの毒性を持つことになります。発がん物質のニトロソアミンを作り、急性毒性も強い為に非常に危険な食品添加物です。
3:OPP(オルトフェニルフェノール)、OPP-Na、TBZ(チアベンダゾール)の輸入柑橘類・果物などの利用される防カビ剤) br>
OPPは本来農薬であり、1969年には農薬としての使用が禁止されています。しかし、これが添加物として使用されており、柑橘類の皮ばかりでなく果肉に残留していることが判明しています。実験結果では発がん性が認めら、さらには遺伝子損傷性や変異原性、染色体異常等の様々なリスクがあるのです。
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4:グルタミン酸ナトリウム br>
ほとんどの加工食品・調味料に非常に広く使用されていますが、アメリカでは離乳食への使用が禁止されています。このグルタミン酸ナトリウムはなんと東南アジアでは野犬狩りに使用されており、それを食した野犬は神経細胞が断線し、脳細胞が損傷してしまいフラフラに衰弱してしまうといいます。多量の摂取で頭痛やめまい、しびれやアレルギー症状、さらにはがんの原因とされる寄生虫汚染も広めます。
5:BHA/BHT(ブチルヒドロキシアニソール) br>
BHAは、乳製品や冷凍食品に使用される酸化防止剤で、発がん性が確認され、さらには環境ホルモンとして作用することが確認されています。さらには脱毛・無眼症が、膀胱ガンや甲状腺ガンを誘発する可能性が有るために危険です。
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食品添加物はガンやアレルギーの原因に!!
6:安息香酸、安息香酸ナトリウム br>
マーガリン等の食品の他にもシャンプーや化粧品等にも含まれ、細菌やカビの増殖、腐敗を腐るのを防ぐのですが、厚生省がテストで発がん性を認めている食品添加物です。肺炎や肝硬変、強い急性毒性や喘息やじんましんが起こりやすくなってしまいます。
7:ソルビン酸、ソルビン酸カリウム br>
細菌やカビの増殖を抑えて食品の腐敗を防ぐ保存料として、食品を加工する際に非常に多く使用されているのですが、免疫障害の膠原病の原因物質や発がん性の不安があります。
8:次亜鉛素酸ナトリウム br>
漂白・殺菌の目的で食品や水道水に使用されており、その他にも装置や器具の消毒にも使用されています。最も急性毒性が強く、皮膚炎等の原因にもなります。
9:過酸化水素 br>
食品としては数の子の漂白にのみ用いられており、通常が傷口の消毒や殺菌、染色材等に使用されている薬剤で、発がん性や炎症、アレルギー等の原因になります。食品の完成前に分解または除去する使用制限がある為に加工助剤とされ、表示免除となっているのです。
10:亜塩素酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム br>
食品を漂白するために用いられる他に、チフス菌や大腸菌、ブドウ球菌やサルモネラ菌等の除菌としても使用され、突然変異や染色体異、発がん性や中毒症状、嘔吐等の原因とされています。
上記であげさせて頂いたもの以外も、摂取する事で様々な症状が発祥するリスクがあります。その為、日常の中で食品添加物のリスクをいかに軽減するかが健康を左右することになります。次回はそのリスクを軽減する方法をご紹介させて頂きます。
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