「花粉症の時期は喘息が悪化する」「花粉症が落ち着いてきたと思ったら5月も症状がでる」この様な事を感じている方が多いのではないでしょうか?
また、ブタクサやカモガヤ(5月時期の花粉症)による影響と自身では思っていても、実は喘息だったという場合も多くあるそうです。
喘息患者を対象に行った「アレルギー性鼻炎(花粉症)の発生状況」を調査した結果、「成人(20〜44歳)85%、中年(45〜64歳)71%、高齢(65歳以上)34%」という事が判明したそうです。
つまり、多くの喘息患者が花粉症も持っており、花粉症と喘息が密接な関係である事がわかります。
花粉症の人は5月喘息要注意!!これから始まる辛い咳対策!!
花粉症と5月喘息の原因とは??
花粉症の時期に喘息が悪化する原因は、鼻水が喉に垂れ込むことで、鼻が詰まり、口呼吸をしてしまうことで鼻のアレルギー反応が血液を介して気道に悪影響を与えてしまっているのです。
そして、5月になると1日の寒暖差とウィルスの増殖が重なることで風邪を引きやすくなったり、雨や湿気によるカビ、湿気により繁殖するダニの影響で喘息の症状が悪化しています。
つまり、花粉症でお悩みの方は、5月喘息を予防する為には、気温に適した格好をする事を心がける事と、室内の湿気・ダニ・カビを防ぐ事で喘息の症状を和らげる事が可能です。
湿気・ダニ・カビを防ぐために
湿気が多い季節になると、乾燥剤・除湿剤・防虫剤・防カビ剤等が多くの家庭で使用されていますが、実はこれらを使用することは非常に危険です。
乾燥剤の中でも塩化カルシウムが使用されているものは特に危険性が高く、防カビ剤のsign01OPP(オルトフェニルフェノール)・防虫剤のパラジクロロベンゼンは発ガン性のある物質で有名です。
これらを室内で使用し、空気を吸い込む事は決して人体に良いものではありません。
そこで、これらを使用せずに普段からカビ・ダニ・湿気を防ぐ為の習慣を作りましょう。
カビは、20〜25度・湿度65%以上を好む為、除湿機を使用して室内湿度を50%程度に保ち、十分な換気と清掃を行なってください。
風通しを室内やクローゼットに頻繁に行う事で、湿気防止に繋がります。また、室内の布団やカーペットも天気の良い日に頻繁に干し、掃除機でゴミやダニを吸い取り、清潔な状態を保ちましょう。
水周りは、しっかりと乾燥させ、重曹を使用して安全な清掃を定期的に行い、カビの増殖を防いでください。
これらの事を定期的に行い、是非夏に向けて快適な日々をお過ごしください。
▼こちらの方法で、呼吸が楽になり、つらい喘息を改善された方もいますので、ご覧ください。
梅雨のカビによる喘息についてはこちらをご覧ください。
『梅雨時期のカビ喘息に要注意!!カビアレルギー対処法』
季節の代わり目のカビ喘息についてはこちらをご覧ください。
『季節の変わり目はカビ喘息に注意!!カビアレルギー対処法』
『チェンジ喘息!』
http://naruhodo-zensoku.com/interview/11.html
『AllAbout』
http://allabout.co.jp/gm/gc/418605/
『日本複合・防音床材工業会』
http://www.jafma.gr.jp/maintenance_05.html
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