中国・韓国と見てきましたが、アメリカの食品は安全性はどうなんでしょうか?ここでは、危険がいっぱいのアメリカ食品についてのご紹介をしましょう。
br>
添加物たっぷりのアメリカ食品
まずは日本同様に食品添加物大国と言われる米国のですが、使用した食品添加物は原材料の一部と捉えられて表示するのが国際的な常識となっています。米国では消費者に対しての栄養上の情報を多く表示される傾向になっています。米国の食品添加物は、(1)GRAS物質(2)Food Additives(食品添加物)(3)色素添加物(4)既認可物質に分類されますが、これらは日本ではすべて「食品添加物」と一括されます。
(1)GRAS物質というのは、一般的に安全とみなされる物質で、逐次安全性が再評価されて安全性に問題がないとGRAS物質として確認された物質となります。
(2)Food Additives(食品添加物)は、食品の製造に直接使われる直接食品添加物と、食品の容器や包装材の製造に副材料として使われ食品に溶け出す可能性がある間接食品添加物に区分されます。
(3)色素添加物は、食用以外の医薬品用や化粧品用も含めて許可された着色料のことです。
(4)既認可物質は、特熱な条件のもとで特定の食品への使用が認められた食品添加物です。
米国の食品添加物には、天然香料や香辛料まで含まれることから品目数は2500から3000種類ともいわれており、日本同様に人体への様々なリスクが考えられます。
それぞれの国によって使用を許可されている食品添加物や、その用途や目的が違っています。たとえば、保存料の安息香酸が日本では許可されていない食品に対して使用されていたために、輸入が許可されずに輸出国に返送・処分された例もあることから、加工食品の輸入輸出にはさまざまな問題や摩擦が生じるのです。
br>
BSEと遺伝子組み換え
米国の食品で一番問題になったのはBSE牛の問題です。BSE牛は成長ホルモンを注射された牛とその牛からとれた牛乳が乳がんとホルモン異常の原因になると指摘されています。米国産牛肉に関しては、BSE対策の一環として生後20ヶ月以下の牛の肉しか輸入できないルールになっています。しかし、米国のBSE検査は年間生産量の0.1%しか検査をしかしていません。さらに、検査対象は生産者側の任意となっている為に歩行が困難なへたり牛は検査対象から除外することもできるのです。こういった甘い検査体制でも狂牛病(BSE)感染牛が発見されたのは奇跡的であり、もし米国の牛肉を全頭検査すれば発見される確率はかなりの高い数字になると考えられます。
br>
次に、日本では遺伝子組み換えについて論議されていますが、カナダを含む北米はかなりのシェアが組み替え食品になっているという事です。その理由は広大な耕地を効率よく生産する為に開発され、広められました。遺伝子組み換え作物には危険な除草剤が使用されます。さらには発がん性や乳房膿瘍や重度の腎臓障害と肝臓障害、遺伝子変異等の様々な恐ろしい病気が発生するリスクがあります。EU諸国では、遺伝子組み換え穀物の栽培と輸入を停止していますが、日本は現在TPPでさらに輸入率を引き上げようとしているのです。国内では遺伝子組み換えは出回っていないと思っているかもしれませんが、明治製菓を始めとしたスナック菓子等に遺伝子組み換え作物が使用されている為、原料が何かわからないものを口にする事は止めましょう。
これ以外にも、ダイオキシンが天然物の11倍ある養殖サーモンや、フルーツの農薬の問題もあります。米国の牛肉に関しては、なぜ米国のマクドナルドがオージー牛を使っていて、自国の牛の使わないのかという有名な話しがある位です。
以上、危険がいっぱいのアメリカ食品についての一部をご紹介しました。米国では事前に素材や入手ルートが確認されたものが並べられている日本のスーパーマーケットが現地の人に人気があるそうです。
コメント