シックハウス症候群と化学物質過敏症は、原因や症状が似ていることもあり混同されがちです。その違いに付いてお話をさせて頂ければと思います。
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シックハウス症候群とは
シックハウス症候群は、住宅室内での空気汚染を原因とする様々な健康障害を総称したものです。主に住居の新築やリフォーム、引越後に起こることが多くあります。その原因としては、住居に使用されている建材、家具雑貨や生活用品から揮発する化学物質による空気汚染。ダニやカビによるアレルギー、さらに換気不足により症状が引き起こされます。
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化学物質過敏症とは
化学物質過敏症は、化学物質を吸収した直後や長期的に体内に取り込んできた後に、それを触れたり吸い込むことで現れる症状のことを指します。日常的に化学物質を吸引したり皮膚から吸収したりすることで発症する人が多くいます。その発症原因の半数以上はシックハウスで、これ以外にも食品添加物を始めとした様々な化学物質が発症の原因となっています。
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シックハウス症候群と化学物質過敏症の違いとは
シックハウス症候群と化学物質過敏症の違いは、シックハウス症候群の場合は症状の原因が住居に由来します。つまり、シックハウス症候群の場合は住居を離れることで症状は収まりますが、化学物質過敏症の場合は室外であろうとも様々な化学物質に反応して症状が現れてしまいます。
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