重層洗顔は、お肌が綺麗になるという報告がありますが、一方で危険であるという指摘もあります。洗顔用に使用する重層は、お掃除用の重層ではなくて、食用のものがお薦めです。ここでは、重曹洗顔についての基礎知識をご説明いたしましょう。
重曹洗顔について
重層洗顔は、重層を使用して洗顔をする美容スキンケア方法のひとつです。利用している洗顔料に重層を少しだけ混ぜるだけの簡単な方法で、重層が準備できればいつでもスタートできます。
重層洗顔の効果は<スクラブ>です。スクラブというのは、研磨剤として種子や樹脂などの細粒を加えた洗顔料のことで、scrubというのは<こすって磨く>という意味があります。
毛穴が黒くなってしまった汚れを綺麗にしてくれる効果があり、市販されている化学物質が大量に含まれた洗顔料と比較すると重曹洗顔の方がお肌にはやさしいものの、敏感肌の女性には刺激になってしまうケースもある為、重曹洗顔はお肌が丈夫な人で、頻繁に行うのでは無く、毛穴の黒ずみが目立つときのみ行い、洗顔後は優しく水分を拭き取りしっかりと保湿を行いましょう。また、必ず一度パッチテストを行ってから行うようにしてください。
重曹の活用方法
せっかく重曹洗顔を試そうとして購入しても、肌が弱いことからスクラブの刺激が強すぎてお肌が傷ついてしまうと美容用には利用できません。そういった場合には、お風呂に溶かしたり足湯にしてみたりする使用方法もあります。
重曹を少しプラスすると蒸し暑い夏場のシーズンには、お肌からの水分が発散されるので涼しく過ごせます。足湯として利用する場合は、消臭効果があり足の臭いも解消できる為一石二鳥です。
重曹の美容法に付いて
重曹を利用した美容方法が人気があるのですが、その理由はどこにあるのでしょう。それは、手に入りやすいということと、いろいろな効果が期待できるからです。重曹は薬局やドラッグストアなどで<炭酸水素ナトリウム>という名称で販売されており気軽に購入できます。
油や黒ずみなどの汚れを綺麗に溶かしてくれる効果があり、さらに不必要な保存料も含まれていない為、安心して利用できます。顔に重曹を使う場合には、食品グレードと呼ばれている粒子が細かいものを使用した方がデリケートなお肌にはお薦めです。
重曹はアルカリ性で、レンジ周辺の頑固な油汚れを綺麗にする場合等に効果がありのには油汚れが酸性である為です。酸性の油とアルカリ性の重曹が混ざることによって中和することで綺麗になります。油は水溶性ではないですが、中和した油は塩(えん)になりますので水に溶けるようになり、洗い流すことや拭き取ることができるようになるのです。
お肌にできる角栓は、ほとんどが皮脂や脂ですので酸性になります。酸性である角栓にアルカリ性である重曹を混ぜてあげると角栓の表面が溶けてくれます。そうすると毛穴から角栓が浮き出してきますからパックなどで取りやすくなります。
このように説明すると綺麗に角栓が取り除けるように思いますが危険性があります。目などの粘膜はアルカリ性に弱い性質があり、もしも重曹が目に入ったりすると非常に危険です。角栓は目にとても近い鼻や額にできやすのです。飛んでしまった重曹の粉が目に入るリスクがないとも限りませんから危険だと指摘されています。そして、綺麗にすすぎきれずに残った重曹が目に入ることもある為に十分な注意が必要です。ゴーグルなどの保護眼鏡を使えばリスクヘッジになりますが、リスクがゼロになるわけでは無い為、間違った使い方をしてしまうと危険ですのでパッチテストを行わずの使用や安易な使用はやめきましょう。重曹は天然由来のものもありますので、用途に合わせて使用してください。
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