花粉症のシーズンならばマスク姿も多いのですが、最近気になるのがマスクをして顔をすっぽりと隠している女性達です。それは、風邪やインフルエンザの予防のためだけではないようです。街中にあふれるマスク女子の実態は寒暖差アレルギーによる鼻水をおさえたり隠すためであることなのです。
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寒暖差アレルギーとは?
では、寒暖差アレルギーとは何なんでしょうか?温度差の刺激によって鼻の奥にある毛細血管がつまってしまい粘膜が剥がれることが原因になっています。
寒い屋外からデパートや飲食店などの暖かい屋内へ入った時に、数分後にさらさらとした鼻水が垂れてきたという経験はないでしょうか?それとは逆に、暖かい屋内から寒い屋外へ出た後にもこのような経験があるかもしれません。このように風邪や花粉症・アレルギー性鼻炎でもないのに鼻水が出る人達は、寒暖差アレルギーの疑いがあります。
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寒暖差アレルギーの対策
では、寒暖差アレルギーの対策はあるのでしょうか?寒暖差アレルギーになると、予想もしない時にティッシュを取る前に鼻水が垂れてきてしまいますから垂れてしまった鼻水を隠すために、風邪でもないのにマスクをして外に出る女子が多いのです。
マスクには、鼻水を隠すのみならず鼻の粘膜を蒸気で潤し温める効果もありますから寒暖差を作らないということに適しています。女性用のメイクが付きにくいマスクも販売されていますから、寒暖差アレルギーによる鼻水でお悩みの方は試してみましょう。
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寒暖差アレルギーの予防
次に、寒暖差アレルギーの予防について二つの方法を説明します。
一番目の方法は、生活習慣で鼻水を予防する方法です。マスクをすることも大事ですが、そもそもの鼻水を止められたら根本的な対策になります。ちょっとした生活習慣に気を付けるだけで寒暖差アレルギーで鼻水が出にくい体質になれるのです。
●マフラーや手袋・厚手のタイツや靴下を着用して、しっかり防寒をして冷たい外気に触れる部位を減らしましょう。
●寒暖の差を感じたら衣類をこまめに脱ぎ着をして極端な体感温度の差を作らないようにしましょう。
●入浴時のお湯の温度を38度から40度にし身体を温めて免疫力アップしましょう。
●ニンニクやショウガ・スパイスを多く使った料理で血行をよくしましょう。
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二番目の方法は、ツボ押しで鼻水を予防する方法です。鼻水をおさえるツボが3箇所あり、この部分を押すだけで鼻の通りも良くなってすっきりします。
●晴明:目頭と鼻の付け根の骨の間を指がずれないように固定して押してください。
●迎香:鼻の一番膨らんだ部分の左右の外側にある窪んだ所を強めに押してください。
●巨りょう:ほほ骨の一番高い部分のすぐ下を押してください。
生活習慣の工夫とツボ押しで、鼻水が出にくい体質を手に入れてください。
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