化粧品やスキンケア用品には、綺麗になるという表向きで危険な成分が多く含まれます。企業が儲けるために、安価な化学物質を大量に使用しているのが実情です。
テレビコマーシャルや雑誌の広告等は販売戦略であり、あくまでも儲けに繋がるようにウィークポイントをPRするため、販売にマイナスになるようなデメリット等は一切記載されていません。また、実際に化粧品を見ながら美容部員に確認しても、販売知識は持っているものの都合の悪い知識は持ち合わせていない為に正しい解答を得ることは非常に困難です。
厚生労働省に認可されている化学物質は3千種類以上にのぼります。その化学物質に含まれる環境ホルモンの脅威についてご説明します。
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環境ホルモンとは
環境ホルモンとは、内分泌攪乱物質や外因性内分泌攪乱化学物質とも呼ばれ、環境中に存在する様々な化学物質が野生生物や人に対してホルモン作用を示すことをいいます。
環境ホルモン作用を持つ物質としては、ダイオキシン類をはじめPCB・DDT・有機スズ化合物・ノニルフェノール・ビスフェノールA等の物質が問題視されており、洗剤や可塑剤として日常的に多量に使用されている物質もあるのです。他にもシャンプーや染毛剤、クレンジングを始めとしたスキンケア用品から多くの化粧品、食品トレイ等揚げたらきりがないほどに様々なものに含まれてしまっています。
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環境ホルモンの人体への影響
人への健康影響としては次の様なものがあげられます。精子数・精子運動能の低下・精子奇形率の上昇、精巣癌・前立腺癌の増加、子宮内膜症、不妊症、子宮癌、卵巣癌、乳癌、外部生殖器の発育不全、停留睾丸、アレルギー、自己免疫疾患、IQの低下、性同一性障害、パーキンソン病…等。この他にも体内への残留が強いことから、母乳を通じて子どもへ伝わり、アトピー性皮膚炎を起こすなど、あらゆる病気の原因と成るのです。
女性にはショッキングな話ですが最近の女性は<胎盤が濁っている>と言われています。胎盤の羊水を調べて見ると30年前の調査と比較してかなり濁りが目立つとの指摘があります。胎盤は通常、胎児を守るために異物を通さない組織になってるのですが、環境ホルモンは分子サイズが極めて小さいため緻密なろ過機能を担う胎盤さえも簡単に通してしまうのです。
合成化学物質入りの化粧品、その他環境ホルモンを含むものを使っていては自分自身も子どもも守ることが出来ません。環境ホルモンから身を守るには、その様な化学物質や石油製品の使用を避け、食品添加物や脂肪分の高い肉や乳製品を取り込まず、自然のものと安全の確保されたもので身を固めることが重用なのです。
環境ホルモンはプールにわずか1滴落とした程度の濃度でも人体に影響を与えるような危険物質なのです。目には見えない危険を察知し、毎日の暮らしの中で出来ることから減らしていきましょう。
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