界面活性剤については、その実態をご存知で無い型は多くいらっしゃることと思います。合成界面活性剤は、スーパーや量販店等に売っている日用品のほとんどに使用してあり、水と油を混ぜ合わす乳化作用のある成分のことです。
卵黄に含まれる卵黄レシチンや大豆に含まれる大豆レシチン等の天然のものもありますが、化粧品を始めとした殆どのものが石油から抽出され科学的に作られた両面活性剤を使用しています。食品等にも使われているものは、一般的に食品用乳化剤という表現が使用されている事が多くあります。
私達の日常生活のその殆どに石油を現用とした両面活性剤使用されていることから、知らず知らずの内に使用しているというのが実情です。
界面活性剤の危険性
では、界面活性剤の危険性について三点の特徴をご説明します。まずは、その高い毒性は非常に危険です。合成界面活性剤はたんぱく質を壊してしまい、 人体に対する影響はアトピー・手荒れ・湿疹・かぶれが等が発症します。
身体の内部に吸収されると、合成界面活性剤は肝臓でも分解することが出来ず、肝臓の細胞を破壊してしまい肝臓障害・発ガン性・血液成分の減少等の症状を引き起こします。そして、先ほどもあげた様に、その高い浸透性があることがとても危険です。
科学技術庁の実験(※1)では、ウサギの皮膚へ合成界面活性剤を塗った場合に 約0.53%が血液に吸収されたというデータがあります。人の皮脂膜は弱酸性で雑菌・有害物質から身体を守られていますが、合成界面活性剤は皮脂膜・角質層・バリヤゾーンを破ってまで身体に浸透し、血液中にしみ込み体中に広がってしまいます。
浸透性と残留性による悪影響
そして、高い残留性があることも危険とされています。台所洗剤や洗濯洗剤には多くの合成界面活性剤が含まれており、残留性がとても高いので普通に濯ぐだけでは、服や食器についた合成界面活性剤を取り除くことはできません。
洗濯物からは汗や空気中の水分により、再び界面活性剤が溶け出して皮膚から体内に吸収されてしまうことになります。 食器に残ったものは、食物を通し身体に吸収されてしまいます。合成界面活性剤を使ったものは、口や肌から身体の中にどんどん吸収されてしまい、体内に残留してしまうのです。
また、合成界面活性剤は排水した後も分解されず、環境に悪いとも言われています。肌荒れ等が悪化しない為にも、合成界面活性剤が使用されていない商品を選ぶという選択肢があることを知っておきましょう。
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