塩による美容は、毎日コツコツと継続することによってお肌質を改善することができるので最近特に注目されています。実際に行った人たちの口コミとかブログなどを参照してみると、毎日洗顔で使っていたらお肌が綺麗になったとか、お肌がツルツルするとか、お肌が柔らかくなってくれたとか、皮脂の汚れの落ちが良くなった……さまざまな興味深い報告があります。
乾燥肌の人たちで、<お肌のかさつき>が気になるならば、一度試してみる価値は十分にあると思います。昔は海水でやけどなどの傷が治るとも言われていました。ここでは塩による美容効果をいろいろとご紹介します。
塩美容は効果覿面
実は、塩美容のブームになる以前から自宅で簡単にできるタラソテラピー(海洋療法)として塩が使われていました。タラソテラピーとは海藻を食べたり体に塗って赤外線を浴びたりする療法や、海水プールでの弛緩(しかん)療法などさまざまな療法があります。塩美容は、エステサロンなどに行くことなしで、自宅で手軽にできる美容方法です。しかしながら、注意する点もありますのでまとめておきましょう。
まずは、洗顔したりマッサージしたちする場合には、塩を綺麗に溶かしてから利用してください。そして、強くこすりつけて洗顔したりマッサージするのは駄目です。その理由は、塩が完全に溶けていないときに、塩の粒でお肌を傷つけることになってしまって逆効果だからです。また、使用する塩は安全な天然塩を使用しましょう。
塩ひとつかみが効果的
次に、熱中症の対策としての効果です。特に最近の夏場の暑さは異常ですから、塩飴とか塩分が入ったスポーツ飲料などのニーズが高まっています。
体内に塩分を取り入れるのみならず、塩をひとつかみしてお風呂に入れるだけで、いろいろな効果が得られます。昔から治療を目的とした入浴法があるのですが、温泉でも塩分を含む<食塩泉>が有名で、大勢の人たちが、美容効果や健康効果を求めて温泉に入っています。
しかしながら、自宅のお風呂で温泉に匹敵するほどの濃厚な塩分を含むようにするには、毎回1kg相当の塩が必要になります。それほど大量の塩を入れてしまうと、お風呂の浴槽を破損してしまうリスクも出てきます。手軽に塩の効果を得るために<塩ひとつかみ>を毎日継続することを優先すると良いでしょう。
では、塩風呂にするとどういった効果があるのでしょうか?デトックス(解毒)作用による美肌効果がありますし、むくみを改善してくれます。発汗作用によってダイエット効果が期待できますし、頑固な冷え性・神経痛・腰痛の改善が期待できます。
<塩ひとつかみ>入れた湯に浸かると、約5分程度で体の芯からポカポカしてくるのを実感できます。塩風呂には保湿効果や保温効果がありますから、冷房のかかりすぎによる冷え性対策にはうってつけの入浴方法です。そして、冷え性が原因になる<むくみ>や<便秘>も、塩風呂に入ることによって改善できます。とりわけ冷え性改善を最大の目的にするならば、お風呂を出るときに掛け湯をしないで、塩の成分が体に残っている状態をキープしておくとより一層効果的です。塩によって汗が蒸発しにくくなって、ポカポカした保温効果が長く持続してくれます。むくみの改善を最大の目的にするならば、デトックス効果をより一層高めたいですから、入浴前にコップ1杯のお水を飲んでおくと良いでしょう。汗をかきやすくなる体になって、老廃物が排出される効果が飛躍的にアップします。
以上、塩による美容効果をいろいろとご紹介いたしました。とっても身近な塩を使って、手軽でコスト負担も少なく簡単です。面倒なことが嫌いな人たちでも継続できると思います。体に傷がある時やお肌が弱い敏感症の人は、塩分の刺激によって炎症が起こるケースもあるので注意をしておきたいですね。
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