安全だと思われていた日本ですが、昔では考えられない程に残虐で卑劣な犯罪が増加しているのです。その中でも、動機も明確でなく、不特定の相手を狙った通り魔事件は、そのあまりにも身勝手で非人道的な犯罪です。
自宅を一歩外に出れば、不特定多数の人々と接することとなります。「自分はそういう目に遭わないだろう」と思っていても、いつ・どこで・誰が被害に遭うかは誰しもが分かりません。ですから、普段からできるかぎりのことを行い、我が身を守る必要があるのです。
そんな通り魔から身を守る方法をしっかりと把握し、犯罪に巻き込まれない様にしましょう。
いつ起こるか解らない他人事ではない「通り魔」から身を守る対策
危険を想定する力・警戒する力を持つ
通り魔事件を起こす人物の特徴は、既に膨大な資料を分析したプロファイリングである程度明らかになっています。
本来の性格が反社会的で粗暴、強い劣等感や孤独感がある独身の20〜40代の男性、無職(或いは職を転々とする。職が不安定)とされています。
人間は、本能的に不審と感じる人間を把握する危機察知能力がありますので、街の中や電車等の交通公共機関で危険性や違和感を感じた場合には、すぐにその場から離れて安全な場所に身を移しましょう。また、普段から他人とは適度な距離を保って足早に歩く習慣を付けておきましょう。
異変に気付いたり、危険な場面に遭遇してしまったら、現場に近づかず、速やかにその場を離れて下さい。交番や公共の施設等に逃げ込む様にしましょう。
自分自身の行動を見直す
人間は危険を察知すると、逃げるという次の行動に移ることができます。一瞬が明暗を分ける状況では、1秒でも早く気づいたほうが危険は小さくなります。
繁華街やイベント会場等の人が大勢いる場所に限らず、夜道を1人歩きする時でも、自宅の外では常に危険が伴います。その為、五感の中でも特に目と耳からの情報を敏感にキャッチする必要があります。
その為、イヤホンをして音楽を聴いていたり、携帯電話で通話をしているとそれらの情報を遮断する事になってしまいます。また、視線を下げて歩いていては、周囲の状況を把握出来ません。
その為、歩く時には、周囲に気を配らせながら顔を上げ、さらに時折振り返りながら自分の周囲360度の安全確認を行いましょう。
さらに、通勤や通学等の普段から多く通るルートで避難出来る場所や逃げ込む事が出来る店や公共施設を頭に入れておくといいです。
万が一、犯罪に遭遇した場合には、「キャー」といった悲鳴だけでは、周囲の人も状況を把握できませんので、「助けて」「通報してください」等の具体的な内容を大きな声で出すように心がけましょう。
身を守る道具・格好
大きく硬めのバッグや、雨降りでなくても傘を持っていると、万が一の際にそれで応戦する事ができます。また、一枚羽織ることができる上着や、いざという時に走って逃げる事が出来るスニーカーを着用・持参することで犯罪への被害リスクを軽減することが可能です。
女性らしい格好や露出が多い格好はそれだけでも犯罪に繋がるリスクを高めてしまいますので、着替えを持ち歩く等しておきましょう。
この他にも身を守る為の防犯グッズ等を普段から持参することが重要です。こちらの記事を参考にして頂き、通り魔による被害を出来るだけ避ける事が出来る状態にしておきましょう。
海外で犯罪・事件から身を守る方法★防犯対策&防犯グッズ特集★
『AllAbout│“通り魔”から身を守る!毎日がサバイバル』
http://allabout.co.jp/gm/gc/55864/
『SECOM│通り魔対策』
http://www.secom.co.jp/anshinnavi/bouhanfile/taisaku10.html
『NAVERまとめ│「誰でもよかった」で狙われる恐怖‥日本で増える通り魔事件』
http://matome.naver.jp/odai/2133932925678012801
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