履いた後の靴の嫌な臭いはとても気になってしまいます。靴が臭くなる原因は雑菌の繁殖で、雑菌が増加することによってより一層臭くなっていきます。また、季節を問わずに1日で足はコップ1杯分の汗をかいていると言われており、靴の中は高温・多湿になり雑菌の増加の要因にもなっているのです。
徐々に暑くなってきますし、靴の臭いにはより気を付けなければなりません。そこで今回は、靴の嫌な臭いを防ぐ方法をご紹介させていただきます。
直接足に触れる靴下の選び方も大切で、綿とシルクやウールなど天然素材の蒸れにくい靴下を選びましょう。綿100%の靴下は吸収性に優れていますが、汗の発散性が低く蒸れやすいので吸収性、発散性のバランスが良い靴下がオススメです。また、ストッキングもデオドラント効果のあるストッキングを選び、外出先では1日2~3回ほどストッキングを履き替えましょう。
靴は防水性の高い靴よりも革靴などの方が通気性は良く、靴が大きすぎたり、窮屈すぎたりすると足のストレスとなり発汗の原因にもなってしまうので、ピッタリあった靴を選びましょう。さらに、1日履いた靴は休ませ大切で、毎日同じ靴を履かないように心がけましょう。
身近な物を使って靴の臭いを抑える方法
【10円】
銅イオンには殺菌効果があるので、靴の中に数枚の10円を入れておくことで、日中増えてしまった菌の数を激減させることができます。また、出来るだけ新品の綺麗な10円を使うことでより効果的であると言われています。
【紅茶やコーヒーの出がらし】
紅茶のティーバッグを使って臭い対策を行う方法もあります。未使用、または使用済みの紅茶のティーバッグを完全に乾燥させたものを靴の中に入れます。コーヒーはコーヒーかすの水分を飛ばし、巾着袋や茶こし袋に入れ、それを靴の中に入れることで、嫌な臭いを取ってくれます。
【重曹】
重曹は消臭効果があるので、酸性の酸っぱい臭いや汗臭い臭いなどに効果的です。また、重曹は湿気も吸い取ってくれますし、足の臭いを取るには重曹足湯がオススメです。
重曹足湯についてはこちらの記事でご紹介させていただいているのでご覧ください。
【焦げたパン】
焦げたパンには活性炭と同じ位の消臭効果があるそうです。ついパンを焦がしてしまった場合などはパンくずがこぼれないように大さじ1程度をガーゼや水切りネットに入れて靴の中に入れましょう。使い終わったパンくずはすぐに捨てましょう。使いまわしてしまうとカビの原因にもなるので使い捨てで使うようにしてください。
【わさび】
ラップの上にわさびを盛り、靴の中に入れます。わさびが持つ消臭殺菌成分により、靴の臭いと除湿を同時に行なってくれます。
【エッセンシャルオイル】
エッセンシャルオイルを数滴含ませたコットンやティッシュを靴の中に入れて靴箱に保管します。エッセンシャルオイルには殺菌・抗菌作用があり、消臭効果があります。殺菌・消臭効果のあるエッセンシャルオイルにはユーカリ・ペパーミント・レモングラス・レモン・ラベンダー・ティートリー・ローズマリー・ローズウッドなどがあります。ただし、妊娠中やてんかんなど持病を持っている方、乳幼児がいらっしゃるご家庭の場合はエッセンシャルオイルを使用する際には注意が必要です。
ご紹介させていただいた方法は身近にあるものが多く簡単にできますし、経済的ですのでぜひ試してみて嫌な靴の臭いから解放されましょう。
『GIRLS SLISM』
http://slism.net/girls/baking-soda-for-teeth.html
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