女性の脱毛は一般的になってきています。しかし、脱毛クリームや脱毛剤の肌へのリスクは大きいのでそれをお話させて頂きます。
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脱毛クリームは危険!!家庭での脱毛はNG!!
薬局で販売されている脱毛剤で人気があるのが脱毛クリームです。脱毛器に比べ脱毛クリームはお値段も安く、脱毛テープに比べ痛みがないので軽い気持ちで試すことができます。市販されている脱毛クリームはアルカリ性で脱毛処理を特殊な化学反応により毛を溶かすことでおこないます。
クリーム状の脱毛剤を皮膚に塗りしばらく放置した後で洗い流したりふき取りをして使いますが、脱毛クリームで脱毛するのは皮膚から出ている毛を溶かすのが特徴点で毛根までは処理できません。完全に脱毛するには毛根を作り出す毛母細胞という細胞を死滅させくてはいけません。これは細胞の奥深くに有るため、除毛剤では全く効果が無いのです。そういう意味では除毛剤の部類で厳密には脱毛剤ではないといえます。
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最近は完全脱毛クリームという毛根まで溶かすタイプの商品も売られているようですが、脱毛クリームで溶かした毛は色々な方向を向いた状態で溶け切れています。皮膚から出てこないまま伸びる埋没毛になってしまう等の危険性があるので注意してください。
脱毛クリームは、基本的には毛だけを溶かすものではありますが、肌にもかなり負担がかかります。肌の弱い人や敏感肌はもちろんのこと、そうでない方も気をつけなければなりません。さらに直ぐに毛が生えてくる為に、繰り返し使用することでかなりの肌へのリスクが伴います。
脱毛クリームにより、かぶれや炎症、湿疹を引き起こす等の肌トラブルの危険性があります。特に生理前や寝不足時等の際には肌の抵抗力が落ちている為に、余計に肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
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レーザー脱毛は医療機関で
そこで注目されているのがレーザー脱毛です。最近になり永久脱毛にはならないという話題が良く出ますが、最近になり盛んに行われるようになった方法の為に未だ永久と言えるほどの臨床的な結果が出揃っていないことがそう言われる原因でしょう。
レーザー脱毛は一度で完全に生えなくなるということはありません。また、繰り返し行うことで永久脱毛されるのではなく、量が減り時々細い毛が生える程度になると考える方が良いかと思います。
エステでは、医療用より大分レーザー出力が弱くなっており、勧誘や高額な請求をされるケースがあります。ですので、アフターケアがある美容外科・形成外科・皮膚科の3つを兼ね備えてる医療機関で行うと良いでしょう。病院では針とレーザーの両方を扱っている場所もあります。脱毛は必ず医師と相談をして行いましょう。
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