シャンプー&リンスの両面活性剤で毒される

美容とスキンケア

シャンプーやリンス・トリートメント等に大量の両面活性剤が含まれています。この両面活性剤とはどういったものでしょうか。

大半のシャンプー&リンスに含まれる石油系両面活性剤

私達の生活は化学物質で囲まれており、その中で一番身近なのは石油系界面活性剤になります。石油系界面活性剤は様々なものに使われており、台所用洗剤・洗濯用洗剤・ハンドソープ・ボディーソープ・洗顔フォーム・化粧品・歯磨き粉・トイレ用洗剤……数えればきりがないでしょう。

表皮は皮膚の外側から順に、 角質層→顆粒層→有棘層→基底層となっており、 角質層と顆粒層の間にバリアゾーンと呼ばれる薄い層があます。このバリアゾーンは強固な作りになっており、普通は皮膚外からの細菌やウィルス等の異物の進入を防ぎます。バリアゾーンを通過して体内に吸収されることを<経皮吸収>と呼んでいます。石油系界面活性剤は猛毒で皮膚の奥のバリアゾーンを破壊してしまい身体の内部に浸透して臓器まで達して皮膚障害や内臓障害を起こしてしまうのです。

身近なもので経皮吸収されるものは医薬品を除くと、石油系界面活性剤ぐらいしかなく近年ではこのことを<経皮毒>と呼んだりしています。猛毒である界面活性剤が身体の内部に侵入してきても、分解し解毒する酵素が人間にはありません。それにより体外に排泄されず残留して蓄積することで様々な病気の原因となってしまうのです。

口から入った物質は、1週間で99%が体外に排泄されますが、 シャンプー等の有害物質は10日目でやっと10%の排泄だそうです。つまり、 10日以降も90%は体のどこかに残っていることになるのです。

両面活性剤で頭皮も髪もボロボロに

石油系界面活性剤の有害性はあきらかであるにもかかわらず大手メーカーは日用品に使い続けていますが、その理由は石油系界面活性剤が安く入手できるのでコスト削減になることと、国の基準で合法化されている為に法律的に問題なく使用できることです。

要するに大手メーカーの利益確保の為に体に毒であることが分かりつつも使用され続けているのです。それにより多くの人々が肌荒れ、手荒れ、アトピーといった健康被害が発症してしまっているのです。また、発ガン性があり妊婦が使用することによって、奇形児を出産するという指摘もあります。

スキンケア

スーパーや薬局で販売されているその殆どが合成シャンピーで、石油系合成界面活性剤の他にも余分な油分や添加物(殺菌剤、防腐剤、香料等)が大量に含まれています。その為使い続けることで余分な油分や添加物が頭皮に残留し、毛穴を詰まらせることになってしまいます。

また、残留した余分な油分が時間が経つ事で酸化し、頭皮に炎症を起こしてしまったり、界面活性剤が皮脂膜や角質層を刺激してフケやかゆみを引き起こしてしまうのです。さらに、炎症がすすむと毛母細胞に達し、健康な育毛ができなくなり、薄毛等の原因にもなってしまいます。

このような危険なシャンプーやトリートメントは使用せず、両面活性剤を始めとした危険な化学物質が含まれないオーガニック系の石鹸を使用しましょう。また、自然の泥(クレイ)には油分を分解する働きがあるので、そういったものを使用するといいでしょう。

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