強力な洗浄力で皮膚を傷める洗顔料についての説明をします。近頃は安価で手軽に買えるので洗浄力の強い洗顔料を使う人が多くなっており、その影響で肌トラブルが絶えません。
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洗顔料の強力な洗浄力には要注意
女性の場合は特に心理的に化粧を落とすのには強い洗浄力を求めてしまいがちですが、肌はとても敏感でデリケートです。洗浄力が強いという事は、汚れが落ちて肌に良いと思いがちですがそれは大きな間違いです。洗浄力がありすぎると、肌へのダメージも大きくなり吹き出物ができたり乾燥肌になってしまいます。
メイクや汚れや余分な皮脂を落としてくれるのですが保湿に必要な皮脂までも落としてしまいます。顔は露出していることから日光・紫外線・ハウスダスト・乾燥等の影響を受けやすい状態になっています。それらから守るために分泌物を出していますが、乾燥肌になると肌を守る為に余分に分泌物が排出される為に汚れが余計吸着しやすい状態になり肌荒れ原因となります。
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クレンジング剤の特徴
最近では様々なクレンジング剤がありますが、敏感肌の人も普通の肌の人も、低刺激のものを選ぶのが基本のようです。オイルタイプのクレンジングが主流ですが洗浄力の強いものが多くお肌を痛めることがあります。クレンジング剤の特徴をまとめておきましょう。
(1)オイルタイプ br>
油分を大量に含みますからメイクアップ料とのマッチングは良いのですが、メイクを落とすための界面活性剤も多く必要になりますから肌を痛めがちになります。サラサラした液状なので肌をこすってしまい傷つけてしまうデメリットもあります。オイルクレンジングでマッサージはとても危険で肌を洗剤でマッサージしているようなもので、毛穴のよごれも、クレンジングで外からこすっても取れません。
(2)ミルクタイプ br>
お肌にやさしいというイメージがありますがメイクアップ料とはあまりなじみませんから、メイクが落ちにくくて肌をこすりすぎて傷つけることになります。
(3)シート状・ふきとるタイプ br>
一番お肌を痛め、ふきとる刺激はお肌に一番悪くて赤ら顔やシミの原因となります。
(4)泡タイプ br>
手軽ですがお肌への負担は増えます。泡は水分が多くてメイクを落としにくくなりますので、それを補うため界面活性剤が多く配合されているからです。
(5)クリームタイプ br>
油分と水分のバランスがよくても最も肌への負担が少なくメイクを落とせるタイプで、上質のクリームタイプのものを選ぶと良いでしょう。
値段の安さや簡単さで選ぶのはよくありませんし、クレンジングが合っていないケースはその後どんなに良いスキンケアをしても肌は綺麗にはなりません。また、落ちない口紅やマスカラのような強力なメイク用品を使用しないようにすることも、大事な肌を守るためには大切です。
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こういった洗顔料の使用を止め、無添加洗顔石鹸に変えたら肌トラブルがなくなったというケースが多くあります。
しかし、石鹸なら全てがいいという事では無く、原材料と製造方法によっても洗浄力が異なるので、現在使用中の石鹸で肌が乾燥したりニキビが出やすくなるトラブルがある場合は肌にあっていない可能性があります。
洗浄力が高く泡立ちが非常に良いのが無添加洗顔石鹸の特徴です。無添加洗顔石鹸の中には、天然ミネラルを充分に含んだ火山灰シラスをスーパーミクロ粒子にして隅々まで入り込み汚れや古い角質まで吸着し洗い流してくれるというものもあります。その他にもオリーブオイルを原料にしたもの等、天然成分に拘ったものも多くありますので、是非使用することをお奨めします。
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