TPPの危険性

安全な食事と食品

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)とは、日本・米国を中心とした環太平洋地域による経済連携協定(EPA)の事を指し、2013年に安倍政権が「聖域なき関税撤廃が前提でないことが明確になった」として事実上のTPP参加を表明しました。

TPPのメリットとデメリット

連日の様に注目されるそのTPPに付いてメリットとデメリットを挙げさせて頂きます。

【メリット】
関税撤廃により貿易の自由化が進み、日本製品の輸出額が増大。
大手製造業企業は整備・貿易障壁の撤廃により、企業内貿易が効率化して利益が増える。
グローバル化を加速させることで、GDPが10年間で2.7兆円増加すると見積もられている。

【デメリット】
関税の撤廃により米国等から米を始めとした安い農作物が流入し、日本の農業を壊滅的ダメージを与える。
食品添加物・遺伝子組み換え食品・残留農薬等の規制緩和により、食の安全と身体の健康が脅かされる。
海外の安価な商品の流入によりデフレを引き起こすリスクがある。
医療保険の自由化・混合診療の解禁により、国保制度の圧迫や医療格差が広がる危険がある。

病人が増えて医療を受けられないTPP

つまり企業等には多くの利益を齎しますが、個人としては安価なものが手に入る反面、とても危険な食品が日常的に蔓延るということになってしまいます。そして、危険な食品により病気にかかる人が増える反面、日本の国民皆保険よりも他国の民間医療保険が優先される為、医師不足や地域医療が崩壊し、多額の医療費によって裕福な人間以外が医療を受けられないというとんでもない状況になるのです。

日本が豊かになるという洗脳的なアベノミクスとやらの謳い文句に惑わされず、我々国民の一人一人がこれらをしっかりと把握し、TPP撤廃に今こそ声を上げて行動を起こさなくてはなりません。

TPPが引き起こす農業問題

TPPが引き起こす農業問題に関して、アメリカとメキシコのトウモロコシのNAFTA(北米自由貿易協定)問題が参考になるでしょう。メキシコではトウモロコシを原料としたトルティーヤが主食で、トウモロコシ栽培は最も国内で盛んな農業です。しかし、自由貿易により米国から工業化されたトウモロコシがメキシコに押し寄せ在来種が駆逐されてしまい絶滅の危機にさらされています。

メキシコ政府はメキシコの小さな弱小農家の助成金や支援をやむなくカットしなければならない反面、米国政府は大規模なアメリカ農家に助成金を与え、その助成金を受けた遺伝子組み換えのトウモロコシがメキシコを壊滅状態に追い込んでいくのです。

安全な食

この様なリスクが日本の農業でも起こりえるのです。日本は現在自給率が低く、さらには後継者問題等課題は山の様にあります。その様な中、利益ばかりを考えたアメリカに言いなりの国と政治により、日本の農業は二度と立て直せない程のダメージを受ける事になってしまうのです。

下記でTPPに反対するサイトが紹介されています。私たち日本人の生活を守る為に今こそ一人一人の行動がとても需要になります。

http://matome.naver.jp/odai/2131915383251216701

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