遺伝子組み換え作物の危険性、そしてモンサント社の危険性を今までにご紹介をしてきました。モンサント社はブラジルの大豆・メキシコのトウモロコシ・インドの綿のように、主となる生産物や主食をターゲットにしてきています。それはもはや他国だけの事ではなく、日本にもモンサント社は存在し、そして我が国の主食である「米」を狙っているのです。
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米を狙う日本モンサント
日本モンサント社は三菱化成工業(現三菱化学)との折半出資により設立され、現在は東京銀座に本社を置き、茨城県稲敷郡に研究農場を有しています。モンサントでは、すでに稲の遺伝子組み換えに成功しており、日本国内の企業と結託して、稲を遺伝子組み換え種籾にしようと着々と準備を進めています。愛知県試験場では、モンサント社と協同してイモチ耐性の遺伝子組み換え種をつくった実績があり、モンサント社つくば試験場には色々な品種の遺伝子組み換え化が実験され、TPP締結を待っている状態です。TPP締結後は、日本固有の品種やこれまで磨き上げてきた米の遺伝子組み換え化を進めて行き、GM処理されてしまった品種に関しては、全く新たな品種として認定されてしまいます。
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WHOの体制下ではTRIPS協定(知的所有権の貿易に関する協定)が有効とされてしまい、一度裁判所によって特許権が認められてしまうと、この遺伝子組み換え種子企業(GM種子企業)がその販売をできる唯一の法人となってしまうのです。メキシコでのトウモロコシ原種裁判によって、TRIPS協定が有効とされた判例があるので、日本でも同様に認められる可能性があります。そうなれば他国と同様に国内の農家や食卓はあっという間にモンサントに支配されてしまうでしょう。
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日本企業とモンサントの黒い関係
日本とモンサントの関係には、隠された真実と黒い歴史があります。第二次世界大戦中、日本は中国大陸に侵略を行いハルビンに生物化学兵器(BC兵器)研究所を作り、中国人3000名に対しコレラ等を強制的に注射する等の過酷な人体実験を行ったのです。その科学者の大半は日本の代表的薬品メーカー武田製薬の研究者で、人体実験のデータは武田製薬の事業提携先の米国モンサント社に手渡されました。モンサントはそれ生かしてベトナム戦争で使われた枯れ葉剤等を開発したと言われています。米国は現在、大量の核兵器を所有していますが、起爆装置の70%は、モンサントが製造している核兵器のメーカーとされています。
フランスを始めとしたヨーロッパでは遺伝子組み換えの輸入・製造を禁止しています。日本の農業・食品が破壊される前に、国民全員でモンサントに、そしてTPP化を進める日本政府に『NO!!』と声を上げましょう。
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