合成香料が使用されている化粧品を使用した人たちから、アレルギー性皮膚炎や発疹といった被害が多く報告されています。ここでは、合成香料の毒性について説明します。
br>
化学物質たっぷりの合成香料
化粧品かぶれの原因で合成香料の占めるパーセンテージはとてもに高く、アレルギーの原因になるケースがきわめて多いと問題視されえているのです。合成香料は単独の物質では作られるのではなくて、一つの香りを作るのに何種類もの化学物質を調合して作ります。現在では、合成香料に使われている化学物質は500種類を下らないと言われています。
そして合成香料には特別な規制がありません。多くの原料を混ぜ合わせるために全てを表示することは不可能です。その為、単純に<香料>とだけ掲載されていて実態が分からなくなっています。
洗剤や化粧品に使われている合成香料は各化粧品会社の企業秘密・トップシークレットという名目で成分表示には香料とだけしか記載されていないですが、この香料には経皮吸収毒性を疑って見る必要があります。
br>
br>
毒性の強い香りでリフレッシュは出来ない!!
一般に香料は、植物や一部動物から抽出された天然香料を指します。しかし、近年ではこれに石油から作られた合成香料を組み合わせ作られる場合が大部分で、こうした合成香料は経皮吸収毒性が強く皮膚障害やアレルギー反応を起こしたり発がん性物質や血液の凝固を妨げる物質が含まれていることが多くあるのです。
しかし、天然香料でも人によっては個人差がありアレルギー反応を起こすケースがあるので注意しておきましょう。
経皮吸収毒性としては、家庭内で身近な入浴剤・玄関先やトイレなどで使われる芳香剤等に含まれる化学物質によるものが多いです。この他にも体に直接付ける香水や整髪料、衣料に使用される洗剤や柔軟剤の臭いにも注意が必要です。
特に入浴剤では、入浴中に体温が上昇し皮膚細胞が活性化される為に、経皮吸収毒性のある有害化学物質の皮膚からの吸収を高めますので、使用は絶対に控えて下さい。
香りを楽しむのであれば、家の周りにバラや金木犀といったいい香りを放つ草木を植えて楽しむことをお奨めします。
コメント