ファンデーションや化粧下地は、毛穴をカバーして肌を滑らかに見せてくれる女性にとっては毎日の化粧に欠かせないものです。しかし、それらの多くには石油系の化学物質成分が含まれている為、注意して選ぶ必要があります。ファンデーションで使用されている量は微量な為、一回の使用量ですぐに何らかしらの影響が出ると言うことは無いにせよ、継続して使用することで何年か後に影響が生ずる可リスクはあるのです。
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化粧品は危険な化学物質ばかり
使用されている成分が国に規制されているからといって、決して全てが安全ということではありません。今後の研究が進むにつれて、現在使用されている成分が規制される可能性もあります。どの様な成分が含まれ、その成分が果たして安全なのかどうかを調べた上で、自分自身の肌に使用できるかどうかを自身で判断しなければならない時代になっているのです。
現在、化粧品に使われている化学物質は7000種類以上で約50%以上の成分の安全性が担保されていません。中には発がん性物質や環境ホルモン等の危険な成分であるものも多く含まれます。
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ファンデーション・化粧下地に含まれる化学物質とその影響
ファンデーションや化粧下地に多く含まれる有害化学物質とその影響についてご説明しましょう。ファンデーションを始めとした、化粧品に含まれる成分の中で特に気をつけたいのは以下の5つです。
『界面活性剤・タール系色素・香料・バラベン・石油系鉱物油』
合成界面活性剤は、以前お話をさせて頂きましたように、浸透性と非分解性が危惧されます。ラウリルやアルキルという界面活性剤の名前に「ベンゼン」や「フェノール」の文字がプラスされていたら石油系の原料になります。
肌への刺激が強く洗浄性の高さが皮膚のバリア機能を破壊してしまいます。その他の危険性の高い化学物質が、肌に吸収されやすくなり、自然界で分解できない成分で環境面への危険性も指摘されています。体内に残留し、様々な病状を発症する原因となってしまいますので、合成界面活性剤の入った商品の使用は避けましょう。
タール系色素は、発癌性や皮膚障害や染色体異常などがあると言われています。肌に黒い色素沈着を起こす、黒皮症の原因になる懸念もあり、色素沈着を起こしやすい人は注意しましょう。
合成香料は、アレルギーを引き起こし、十度の場合はアナフィラキシーショックまで引き起こしてしまう危険性があります。
パラペン/パラオキシ安息香酸ナトリウムは皮膚や粘膜を刺激して、ただれや発疹を発症します。
石油系鉱物油も、シミやただれ、発がん性のリスクがあります。
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この他にも酸化防止剤ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、防腐剤のイソプロピルメチルフェノール等も注意したい成分になります。
ポリエチレングリコール/PEG-4/PEG-6は発癌性やアレルギー性があり、トリエタノールアミン/TEAは皮膚・粘膜・目を刺激し肝臓や腎臓障害の原因となります。ジブチルヒドロキシトルエン/BHTは発癌性があり皮膚障害の原因となります。
肌をスベスベにするために使用されている酸化アルミニウムはアルツハイマーとの関連があるといわれている物質です。これらの成分は防腐剤・殺菌剤等に使用されており、人体への影響が懸念されています。
環境ホルモンは、女性ホルモンと同じ働きをして、子宮癌や乳がんの増加の原因や低年齢化の原因の一つではないかとされています。紫外線吸収剤のオキシベンゾンや日焼け止め効果のある化粧下地に含まれています。
近頃は、自然派化粧品や無添加の化粧品の人気が高まっていますが、無添加化粧品によく含まれる「ハーブエキス」も化学物質で抽出したものがある為、その成分と実態を把握しなくてはいけません。
肌を最善の状態で保つ為には、これらの化学物質が含まれるをファンデーション・化粧下地を避け、睡眠前には必ず化粧を落とすことが大切です。
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