人間には360程度とも670程度とも言われるツボがあると言われています。今回はそのツボに付いてお話をさせて頂きます。
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ツボでリフレッシュ
ツボは英国式と東洋式で伝えられており、それぞれにより場所も異なります。また、科学的には現時点では立証されていません。しかし、ドイツではリフレクソロジー(反射区)医療行為に当たります。また、耳の反射区についてはフランスのノジェという医師が民間療法として伝わっていたもので、耳介に分布する神経の反射作用であるとして西洋医学の立場から研究し耳介療法として発表されたものだそうです。
科学的根拠においては、WHO(世界保健機関)が現在も研究中であるそうですが、ツボにはリラクゼーション効果があり、冷え・浮腫み・疲労回復・腰痛・便秘等には効果がああるとされており、施術時間が心地の良い物であれば副交感神経が働き、緊張がとれて心身共に良い影響を与えてくれます。他には美容や逆子にも効果があるそうです。その押されるととても気持ちのよいツボは、科学的根拠は無いとしても、特に手足や頭に集中しており様々な効果があるとされ、永い間世界各地から言い伝えられてきました。また、足ツボをラットに行った調査結果でも、四肢のピンチング(つまむ)刺激が副交感神経を興奮させ全身の血流や心拍数、胃の動きなどに影響することが判明しています。
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ツボの種類と効果
数あるツボの中でも特に足ツボは、筋肉の緊張をほぐし、だるさや痛みを緩和してくれます。さらに骨格を矯正する効果が期待でき、血液やリンパ液といった体液の流れを良くする効果が期待できます。さらには、神経や内分泌の働きを良くし、内臓の働きを調整することで体調を整えます。
手のツボでご紹介させて頂きたいツボは『合谷』と言うツボで、人差し指と親指の骨が合流する所からやや人差し指よりにあります。くぼみを親指で押したときジーンとくる箇所があればそこが合谷です。頭痛・花粉症・難聴・歯痛・にきび・アトピー・肩こり・いびき・かぜ・精神不安・入眠困難・めまい・物忘れ・無気力・便秘・下痢・生理痛等に効果があるとされています。
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首や頭の周りには喉風邪や気管支炎をスッキリとリラックスさせる有名なツボがいくつかあります。天突(てんとつ)は、首の付け根の左右の鎖骨に挟まれたくぼみに位置します。強すぎず慎重に刺激します。気舎(きしゃ)は天突ツボの左右、それぞれ指2本分のところにある鎖骨の上縁に位置します。天柱(てんちゅう)は首の後ろにある筋肉の外側で、髪の生え際を刺激します。親指の先をツボに当て、残りの指で頭を包むようにして頭部の自重を親指で支えるような体勢で強めに刺激します。風池(ふうち)は、天柱ツボのさらに指1本分外側にあるくぼみに位置します。天柱ツボと同じように、親指の先をツボに当てて、残りの指で頭を包むようにして頭部の体重を親指で支えるような体勢で強めに刺激します。
眼の周りにたくさんあるツボにの中でも眼にいいとされる代表的なツボは、清明(せいめい)と承泣(しょうきゅう)です。清明は、眼に関して幅広い効き目があり一般的な疲れ目・かすみ目・充血、・結膜炎・鼻涙管のつまり・ドライアイの際などに有効です。承泣も同様に、眼全般についての幅広く効果のあるツボで、目の充血・炎症・涙目・眼精疲労・近視・老眼・視力回復・充血や炎症系の疾患に効果が高いと言われています。
簡単に自身でも気軽に出来て、すっきりリフレッシュする事が出来るツボを、ぜひ日常に取り入れてストレス解消等にも役立ててみて下さい。
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