断食と食事療法

病気と現代医療

我々の身体は日常的な食生活と習慣によって作り上げられていると言っても過言ではありません。その中で病気を直しもするし作りもする食事に付いて今回は『断食』と『食事療法』にスポットを当ててご紹介をさせて頂ければと思います。

断食で体内リセット

断食(絶食)は、生命機能(遺伝子の発現状態)をリセットする効果があり、日頃食べ過ぎにより蓄積されてしまった体内の余分な栄養を排出し、人間本来の能力を最大限に引き出す病気の治療法です。断食というと、肥満解消やダイエットと言ったイメージを持つ方が多くいらっしゃいますが、本来の目的は不健康な体や病気などを治す治療手段として断食は使われます。断食は多くの現代病に効果があるとされています。

人間の体は消化吸収することがない状態に入ると自然に体にたまった毒素を排泄する作用(デトックス効果)があり、その事例となったのがカネミ油症事件で、油症患者のダイオキシン類の排泄量が増え症状が軽減することが観察されています。生活習慣病のほとんどが体にたまった毒素の影響と言われており、断食により排泄されると場合によって医学的に治らないものでも完治する場合があるとさえされています。内臓諸器官が休息状態になり、胃腸・肝臓・腎臓を休め機能回復させます。血圧が驚異的に下がり、蓄積した脂肪を代謝させて体重が減ります。血中のコレステロールを追い出し、抗酸化作用の強いHDLやアディポネクチンを増やし、動脈硬化を顕著に抑制します。

オートファジー(自己貪食)作用で癌細胞やポリープを分解し、毒物・有害重金属や農薬・添加物・老廃物の排出し、白血球が増加することで免疫力が上がり病気に負けにくい身体を作ります。断食は、アトピー性皮膚炎・花粉症・気管支喘息・メタボリックシンドローム・高血圧・動脈硬化・脳卒中・癌・心臓病・糖尿病・ウイルス性肝炎・肝機能低下・慢性腎炎・関節リウマチ・慢性疲労・胃腸炎・冷え性・痴呆・うつ病・精神的疾患等の様々な治療に用いられます。

食事療法でバランス良く

食事療法は、食事の成分・量などを調節することによっ、病気の治療をはかり、あるいは病気の臓器を守り健康管理をはかることを目的とし、糖尿病・腎臓病・高血圧症等で行われます。疾病別食事療法として高血圧では、減塩とアルコールを控える事・バランスの良い食事と適切なエネルギー量の摂取が推進されています。高脂血症では、脂質・アルコール・糖分の摂取量を減らし食物繊維を摂取し1日3回正しく食べる事が大切です。

虚血性心疾患では、減塩とアルコールを控えること、低脂肪・低コレステロールでバランスの良く、食物繊維とビタミンとミネラルをしっかりと摂取することが奨められています。糖尿病も上記と同じことが必要です。腎臓病には、塩分・カリウム・水分・たんぱく質の制限が重要で、良質のたんぱく質を必要量とることが奨められています。食で起こりえる病気を防止する為にも日頃から食事療法までとは言わないものの、過剰な摂取は控え、安全なものを規則正しい時間で食べる事が重要でしょう。

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