シャンプーやヘアカラーの危険性に付いてお話をさせてきておりましたが、今回は整髪料のリスクに付いてもお話させて頂きます。
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整髪料は手放しましょう
ヘアトニックは、アルコールと水と香料が主成分となっており、アルコールは揮発性物質ですから頭皮がスーッとします。髪の毛や皮膚はタンパク質でできているのですが、アルコールはタンパク質を分解してしまう働きがあります。このアルコールによって髪と頭皮の細胞を破壊してしまうのです。
また整髪料は、ニキビの原因にもなってしまいます。髪の毛は日常生活で汗や埃などの汚れが自然と付着し、ワックスやスプレーなどの整髪料を使うことによってより一層汚れがつきやすい状態になってしまうのです。
頭皮から出た皮脂と空気中のホコリが頭皮の毛穴を詰まらせ、髪が抜けやすくなる原因にもなってしまうので注意が必要です。
前髪がおでこに触れたりすると毛先の刺激や埃や整髪料の汚れが原因となり、毛穴が詰まり雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。ニキビのできたおでこは前髪でついつい隠したくなるものですが、ニキビに髪の毛が当たるのはできるだけ避けたほうが良いでしょう。
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アレルギーの原因にも!?
整髪料には、アレルギーや頭皮の炎症の引き金にもなる合成界面活性剤が多く含まれており、髪を固めたりサラサラの髪にするために髪の毛にしっかりと残留する特徴を持っています。そのために整髪料の合成界面活性剤が、頭皮の毛穴や毛根の周辺部分に浸透し、徐々にダメージを与え薄毛や脱毛を促進してしまうのです。
整髪料をつけた髪は、埃だけでなく空気中のハウスダストも付着しやすくなります。ですので、喘息やアレルギー、化学物質過敏症等を引き起こすリスクが高まってしまいます。
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整髪料をつけている時間を短くし、付けた後は徹底的にシャンプーをしてスッキリ落とすようにすることが頭皮ケアに繋がります。間違っても整髪料をつけたまま就寝することは、髪と頭皮にダメージを与えますので避けるようにしてください。
出来る限り髪や頭皮にはデメリット効果ばかりの整髪料は付けずに、ナチュラルな椿油や純度の良いオリーブオイル、シアバター等を利用することをお薦めします。
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