めまいの症状は、グルグルと目が回る『回転性めまい』、フワフワしてふらつく『浮動性(動揺性)めまい』、クラックラする『立ちくらみのようなめまい』の主に3つに分ける事が出来ます。
回転性めまいは主に耳の異常が原因となる事が多く、浮動性めまいは脳、立ちくらみのようなめまいは血圧やストレス等が関係すると言われています。
めまいは病気のサインとも言われているので、めまいが起こることで薬を服用するという方も多い事と思いますが、じつは「薬の副作用でめまいが起こっている事が多くある」のです。
副作用によって起こるめまい〜薬に頼らないめまい軽減方法〜
めまいの原因となる薬と原因
ふらつきを起こす動揺性めまい(立ちくらみのようなめまいを一部含む)は、さらに4つのめまいに分別されます。小脳や脳幹の腫瘍や梗塞による「中枢性めまい」、貧血や発熱による「全身性めまい」、精神病やストレスによる「心因性めまい」、そして薬の副作用による「薬剤性めまい」です。
抗生物質、精神安定剤、降圧剤、抗パーキンソン病薬、これらは特にめまいの出やすい薬とされています。また、市販薬でもめまいが起こるものがあるので、ご自身の服用されている薬の副作用を調べる事が大切です。
降圧薬・カルシウム拮抗薬/血管拡張薬・高脂血症治療薬・利尿薬は、脳、内耳循環不全によってめまいが起こることがあります。
抗菌薬・抗腫瘍薬・ループ利尿薬・サリチル酸系薬物は、難聴を伴う内耳障害によりめまいが起こることがあります。
抗てんかん薬・抗うつ薬・鎮静剤・筋弛緩剤・高不安薬・睡眠薬・抗不整脈薬・抗アレルギー薬・抗腫瘍薬・非ステロイド系消炎鎮痛薬は、中枢神経の働きが抑圧されてめまいが起こることがあります。
複数の薬を服用している場合は、飲み合わせによるめまいの原因となっていないかを考慮する必要があります。
また、腰痛・関節痛等により鎮痛薬を常用している方、脳梗塞の再発予防等で抗血小板薬や抗凝固薬を常用している方は自覚症状が無くても消化管出血を起こしていて、貧血になっていることがあり、その貧血が原因でめまいを起こしている場合があります。
めまいの原因が薬に有る場合、服薬の中止・休止・減薬や薬の変更によって症状が改善することもありますので、かかりつけの医師に相談をして下さい。
薬に頼らないめまい軽減方法
ストレスや三半規管が原因でめまいの症状が現れている時には、首や肩のツボをマッサージすることで軽減する事が可能です。
「翳風(えいふう)」「風池」は、耳の血流を良くする効果があり、「百会」で頭部の血流を良くし(偏頭痛の痛みがある時は控えて下さい。)、「中渚(ちゅうしょ)」は、耳鳴り等の耳の症状全般に効果のあるツボです。
また、めまい予防が期待される食材として、レバー、牛豚鶏肉、赤身の魚などの肉類や、高野豆腐、ドライプルーンなど鉄分を含む食材、ビタミンCを摂取すると良いでしょう。
『ツボです。』
http://www.tubodesu.com/head02+index.id+1.htm
『赤岩治療院』
http://www.akaiwa89.com/症状別治療/めまい/めまいのツボ/
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