海外コスメの危険性についてご説明しましょう。海外の化粧品は日本とは法律が違うた為に成分未表示や日本では禁止されているデイ分が含まれているケースや、濃度が濃く日本人の肌質に合わないといったことが多くあります。
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海外コスメで皮膚障害も!?
たとえば、塩化水銀アミド、ハイドロキノンモノベンジルエーテルは、日本では許可されていない美白効果があるとされる成分で効果がありますが、部分的に肌を白く脱色してしまいます。肌が白い欧米人ならばメラニン色素が少ないため脱色したようになっても気になりません。しかしながら、日本人の肌の場合は脱色した部分が目立ちやすくなってしまいます。
また日本人の肌は欧米人よりもキメ細かい為、シワが出るのが遅い傾向があります。しかし、潤いが少ないためシミなどが若い頃から目立ちやすく肌もかぶれやすいというデメリットを持ち合わせているのです。その様な日本人の肌に海外の刺激の強い有害物質が使用されている化粧品を使用することはとても危険です。
日本人は毎日のようにファンデーションや口紅、チークやアイラインやマスカラ等を使用してメイクをします。一方欧米人はTPOを分けてメイクする人が多く、普段はノーメイクやナチュラルメイク、パーティー等限定的な際にバッチリメイクをするという習慣があります。
その為ホルムアルデヒド等の危険な化学物質が含まれる化粧品を使っても毎日ではないので影響は少ないのです。日本人の様に毎日のように化粧品を使用するの場合は肌に対する影響も大きいと言えます。
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海外コスメに含まれる注意が必要な成分
海外へ旅行に行ったときのおみやげとして海外の化粧品を購入する方も少なくないでしょうし、個人輸入する方もいると思います。しかし、海外の化粧品には日本では配合が認められていない成分が入っていることもありますので、特に注意が必要な成分をご紹介しておきましょう。
一番目は、ホルムアルデヒドで一度は聞いたことがある方も多いと思いますが、目や鼻やのどなどの粘膜に刺激を与えて涙や咳などのアレルギー反応や頭痛を起こす特徴があります。IARC国際がん研究機構では人間に対して発がん性の高い物質として分類されており日本国内では有害物質として厳しく規制されていますが、海外では保存性を高めるためにホルムアルデヒドを配合している化粧品もあります。
例えば、イミダゾリジニルウレアやDMDMヒダントインやホウ砂やホウ酸ナトリウム等が有名です。ホルムアルデヒドを配合していなくても製造中に生成されたり製造後時間が経つとホルムアルデヒドが発生することもありますので注意をする必要があります。
二番目は、メタノールですがアルコールのひとつでメチルアルコールとも呼ばれており有毒な成分です。メタノールは毒劇法で<劇物>に指定されており飲むことはできませんし、もしも飲んでしまった場合は失明や最悪死に至ることもありとても危険です。アレルギーのような反応や皮膚トラブルを招くこともありますから、日本の化粧品には配合が認められていません。
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海外の化粧品は表示もその国の言葉で掲載されている為、これらの成分を確認出来ないということもあります。これらを踏まえた上で、海外のコスメ商品の使用を避ける必要があります。
しかし、ドイツ等はとても優れたオーガニックコスメがあります。その為、その様な製品に限り販売元や国内代理店に信用をおくことが出来るか、きちんと詳細を公表しているか等を確認した上で選ぶようにしましょう。
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