今まで、長きに渡り、安全な家と危険な家をご紹介させて頂きました。では、安全な家の選び方とはどの様なものでしょう。
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立地と建材にはこだわりを
まず、前の記事である『家を建てる、買う前に』の中でご紹介させて頂きました立地条件は必ず守られると良いでしょう。そして、室内はシックハウス症候群や化学物質過敏症にかからない為に、徹底的に化学物質を排除した居住空間に仕上げます。その為、輸入木材や合板の使用は避け、化学薬品を使用されていない無垢国産材にこだわりましょう。
畳は国産無着色で無農薬イ草のものを使用します。断熱にはヘンプボードや天然セルロース(天然木質繊維断熱材)等の安全で自然なものを使用しましょう。また、壁は化学薬品を一切使用しない漆喰や泥壁(土壁)、接着剤は米のりやにかわを使用が最適です。
自然塗料を利用し、松煙墨や弁柄、漆喰を利用しましょう。漆喰はもともと日本の気候にとても相性が、昔から頻繁に使われてきました。割れにくい、簡単に施工できる、有害物資を一切含んでないという特徴があります。艶を出すには蜂蜜を使用した天然蜜蝋ワックスが安全です。
さらに、電磁波は徹底的に防止できる環境を作りあげましょう。オールアース住宅は、建物から発生する電磁波を導電性シートを使ってカットした住宅です。
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エコハウスは人にも環境にも良い
家を建てるのであれば自然の力を有効に活用した環境にも人体にも良いエコハウスがお奨めです。エコハウスとは、エコロジーハウスのことをいい、環境への負荷を低減した住宅の事をいいます。
自然に負荷をかけず、自然に負荷をかけない。さらには、自然エネルギーを積極的に利用し、それぞれの地域の風土や習慣を取り入れ土地や地域に配慮する。そして、過剰な設備は取り入れず、本当に必要な設備のみを取り入れた家を作りあげることを信条としています。
屋根を草屋根をにすることで、真夏に屋根からの侵入熱量が20分の1になるという結果が出ています。これを地域で行うと、緑で覆われるようになるとヒートアイランド現象を緩和してくれるのです。
こんなエコな発電方法として、ソーラーチムニーや再生可能エネルギーとして注目されているバイオガスを活用する方法もあります。暖房は、ソーラー蓄熱暖房やオンドルでエコに室内を温かい環境に保ちます。この他にも雨水利用システムや、水を活性化させるフローフォームという水質浄化装置を有効的に取り入れましょう。
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未来の子ども達の住み良い環境を作るためにも、今から出来ることからエコで安全な家の選択肢をしてみてはいかがでしょうか?
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