夏場はとても元気に活動できていたのにも関わらず、秋に入ると急速に元気がなくなる……。こういった状態が二年以上も繰り返している人は、<季節性うつ>の症状かもしれません。
季節の変わり目に危険な季節性うつ
季節の変わり目は、うつ症状になる人が多くなるといわれています。夏の暑さの厳しさが残る初秋になっても、身体は活発に動こうとします。しかしながら逆に脳は、日に日に短くなる日照時間に合わせて休もうとする冬眠モードになるのです。人間の身体はそのギャップを上手にとらえることができずに、落ち込みやすくなってしまうのです。さらに、太陽光を浴びることで生産される脳内物質である<セロトニン>が減少することもうつの原因とされています。では、どのような生活を送ることが、うつ対策には良いのでしょうか?
ウォーキングでリフレッシュ!!
脳内物質であるセロトニンを増やし、季節うつを回避する方法に効果がありお薦めなのは、リズム感を持ちながらウォーキングをすることです。
まずは腹筋に力を入れて背筋を伸ばし、肩の真上に耳がくるように立ってみましょう。こういった姿勢をとるだけでも猫背が解消されて背が高くなったように感じます。深くゆっくりと呼吸をしながらまずは外に第一歩を踏み出すことが大切です。
夏の暑さも和らぎ、秋はお洒落を楽しむのにも最適です。毎日の通勤時間も少し時間に余裕を持ち、少しでもお洒落を楽しみながら街を闊歩して歩けば楽しくなるのではないでしょうか。ウォーキングのポイントとその効果を説明しておきましょう。美しい歩き方で重要なのは、ヒールに合わせて足運びを変えることです。フラットなローヒールの日は、1本の線を挟んで歩くようにしてください。ハイヒールの日は、1本の線上を踏んで歩くようにします。
靴底の接触面積に合わせて歩き方を変えることで、身体全体の筋肉の使い方に変化をつけます。ヒールが高くなると重心が背中にきてしまいがちになり、このバランスを繰り返すと腰痛をまねく反り腰の原因になります。低いヒールだからといって女性らしく歩けないわけではありません。
最近ではうつの対策として運動療法に重点が置かれるようになってきています。具体的には1日1回、40分以上のウオーキングが理想的です。加えて、可能なら自分の好きなスポーツを最低週1回以上、理想は週2回から3回やってしっかりガス抜きをすることが大切です。時間に追われるビジネスマンや毎日の運動が難しい人には、自律神経系のバランスを整えるためにも<ヨガ>も効果的ですので検討してみてはいかがでしょうか。
秋口は誰でももの悲しくなりがちですが、引きこもるのではなく、日常に少しの変化をもたらしながら、自身で楽しみながら改善する様にまずはその一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
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