UV対策をしっかりしていても、シミができてしまうことの原因に大気汚染があげられているのです。最近では中国からのPM2.5や黄砂も問題視されており、しかもそれらの浮遊物質がシミや皮膚炎の原因にもなる研究結果が明らかになりました。
PM2.5や黄砂等の大気汚染はシミや皮膚炎を作る
私達の生活環境を見渡して見ると紫外線や化学物質、排気 ガスや電磁波など<環境ストレス>と呼ばれるものに囲まれて生活していますし、それらを排除することは現実的に不可能です。
クリニーク・ラボラトリーズの発表によると、工場や自動車の排気ガス等の大気浮遊物質の増加に連れて顔に出来るシミが約20パーセント多くなることを発見しました。交通量の多い道路の周辺に居住する人達も同様に、額や頬のシミが増えていることが判明しているのです。大気汚染物質を呼吸から体内に取り込むことで呼吸器系の疾患になることは容易に想像できますが、呼吸器に限らずアレルギー疾患との関連が高いとの指摘もあり、実は皮膚炎などの原因になると警告されているのです。
ではどのように対応すれば良いのでしょうか。悪要因を完全に取り除けないのであれば、私達自身が環境ストレスに負けない身体を作るしかありません。ここでは、すぐにできる免疫力を高める方法をご紹介しますので参考にしてください。
免疫力を高め美肌を保つ方法
一番目は、洗い過ぎをやめることです。もちろん、外出をした際には汚染物質が付着するので、そのままの状態にしてはいけませんが、洗い過ぎてしまうことで免疫力が弱り、肌のバリア機能が低下してしまいます。あまりにも神経質になって洗いすぎると、肌を保護するのに必要な角質や皮脂までもなくしてしまい、肌にダメージを与える事になってしまいますので注意して下さい。
二番目は、過度に日光・紫外線を浴びないようにしましょう。一日20分程、起床時に太陽光を浴びる習慣をつけることは体内時計を上手に動かすことや、ビタミンDやセロトニンの分泌され、健康的な生活には不可欠だといわれています。しかし、過度に太陽光・紫外線を浴びると体内で活性酸素が増えてしまってシミ・シワ・たるみといったエイジングの原因になってしまいますのでご注意下さい。
三番目は、平熱を高くする意識を持つことです。体温が1度下がると免疫力は30パーセント下がるともいわれていますから、暖かくなっても半身浴や生姜を摂取することは続けて行うと効果的です。
四番目は、禁煙をすることです。タバコを吸うと、血管が収縮してビタミンを破壊することがわかっており身体にも肌にも悪影響を及ぼします。体内の機能を低下させるような要因はできるだけ排除するようにしたいです。
五番目は、効率的で十分な睡眠時間とキープしましょう。夜に眠ることは体力回復や免疫力に大きく影響しますが、同じ7時間眠るのであれば身体が休息モードに入る機能に合わせて深夜0時前には寝る習慣をつけたいです。
これ以外でも、車の多い通りを歩くことを避けたり、甘味を食べ過ぎないことも環境ストレスに負けない肉体作りには大切なことです。出来る事から実践し、いつまでも綺麗な肌を保ちましょう。
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