今から始めたい抜け毛や薄毛を防ぐ方法

病気と現代医療

髪の毛の悩みは、年代別や性別によっても様々で、若い時はクセ毛や髪の毛の量などの髪の毛質に対して悩むことが多いですが、35歳前後からのお悩みは変化していきます。代表的なものは、抜け毛や薄毛や白髪で、女性は生理になったり出産したり閉経したりと、男性と比較すると身体に大きな変化があります。

例えば、閉経後に髪全体が薄くなった場合、年齢によって女性ホルモンが減少したことが原因だと言われています。体毛の濃い人や脂性肌の人ほど抜けやすいという特徴があるみたいです。閉経前にも髪の毛が抜けやすい人は、他に原因がある可能性が高いです。

 

抜け毛や薄毛の原因

女性がなりやすい抜け毛は、円形脱毛症・びまん性脱毛症・分娩後脱毛症などです。円形脱毛症は自己免疫力の低下が原因といわれています。免疫力とは、ウイルスから身体を防御しようとする力のことで食事で高めることも可能です。

びまん性脱毛症は、女性に最も多い症状で頭のてっぺんから薄くなる特徴があります。この原因は、老化・ストレス・極端なダイエット・誤った頭髪ケアなどが考えられます。

分娩後脱毛症の原因は、妊娠で増加した女性ホルモンが出産すると女性ホルモン分泌が正常な値に戻るため、出産後に抜け毛が増えることによりますし、6ヶ月~1年後で元に戻りますから心配はいりません。

貧血などで身体に十分な栄養が巡らなくなると、当然毛根の栄養も不足しますから、それが原因で髪の毛が細くなって切れたり抜けやすくなったりして、びまん性脱毛症になることもあるようです。貧血と診断されなくても女性の大半は鉄分が不足がちで、植物性よりも動物性の方が吸収率が高いので、レバーやマグロなどの赤みの魚や赤みの牛肉などを進んで摂取してください。

 

食べ物で髪トラブルを防ぐ

髪のトラブルを防ぐ食べ物をまとめておきますので参考にしてください。たんぱく質は、髪をつくる成分で傷みを防止します。・肉類・魚類・豆腐・納豆などに含まれます。

ビタミンEは血行を促進して抜け毛予防に効果があります。・かぼちゃ・アーモンド・ごま・きな粉などに含まれます。

ビタミンB群は、毛穴を清潔に保つ作用がありフケを予防します。・牛乳・レバー・うなぎ・バナナなどに含まれます。

亜鉛は、新陳代謝を良くしますので成長作用があります。・そば粉・ホタテ・肉類・ナッツなどに含まれます。

また、カラーやパーマを何度も繰り返すことも止めておきましょう。その理由は頭皮や髪の毛の表面を保護するキューティクルが傷付いて髪の毛が弱くなり、夏時期は紫外線も髪の毛にダメージを与えてしまいます。日射しを避けるためにも帽子や日傘を利用して髪の毛を保護してください。

抜け毛を防ぐためには、ダイエット中でも食事を控えすぎないようにすることも大事です。貧血の改善も大切なのですがシャンプーの仕方・喫煙・睡眠不足・偏食や不摂生な生活・精神的ストレスなど……髪の毛はお肌と同じタンパク質で作られていますから、一般的にお肌に悪いことは髪の毛にも悪いと考えて良いでしょう。

 

抜け毛防止チェックリスト

今日からは下記でまとめているコツをできることから始めましょう。

濡れた髪の毛で寝ないようにしましょう。
髪の毛が濡れたまま寝てしまうと枕や寝具で擦れてキューティクルが傷んでしまいますし、きちんと乾かさないでタオルで巻いて寝る人も頭部の蒸れの原因にもなるので気をつけてください。

朝シャンはしないようにしましょう。
睡眠時に皮膚の新陳代謝が高まり毛髪も成長しやすくなりますから、夜は髪の毛を清潔にする必要があります。朝はついつい時間に追われてしまいますから、すすぎが十分できない場合もあります。整髪料や頭皮が脂っぽい人は特に顔と同様に頭皮の汚れもその日のうちにきれいに落とすようにすることを意識しましょう。

睡眠をしっかりと確保しましょう。
精神的なストレスを抱えているとホルモンのバランスが乱れてしまい全身の血行が悪くなってしまいます。そのために頭皮の血行も影響を受けてしまいますから、ぐっすり眠ってストレスをためない生活をしましょう。

正しいブラッシングをしましょう。
ブラシは自然素材で先が丸くピンとピンの間隔が広めのものが理想です。とかす時は毛先の方から軽く行い、その後髪の毛の中間からとかして頭のてっぺんから毛先へとかします。過剰なブラッシングは、切れ毛の原因になりますからやりすぎないようにしましょう。

正しい洗髪方法でシャンプーしましょう。
シャンプー前にブラッシングすることが大事で、その後お湯だけで1分間洗います。 熱湯は地肌の乾燥を引き起こすので注意が必要です。シャンプーをつける時は、髪に少しずつつけて、それぞれの位置で泡立てるのが正しい洗髪方法です。また、香料等の化学物質が含まれるシャンプーや整髪料の使用は止めましょう。天然泥・ガスール等の安全なものを使用しましょう。

頭皮ケアを定期的にしましょう。
白髪や抜け毛を予防するには、頭皮をケアして血行を良くすることも大事ですから頭皮もマッサージするようにしてみてください。ドライヤーを使用する際は頭皮を痛めないように注意をしましょう。

白髪・抜け毛予防の食べ物を摂取しましょう。
白髪対策としてタンパク質・亜鉛・銅、抜け毛対策としてビタミンB・カルシウム・メチオニンの入っている食べ物を摂取するようにすることも覚えておきましょう。

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