電磁波は何も室内に限ったことではありません。外部からの電磁波を受けている可能性があります。
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家の外も電磁波だらけ
高圧送電線や変電所からの電磁波の影響は大きい為、近くにお住まいの方は注意が必要です。距離が遠くなるほど電磁波も弱くなり、近ければ近いほど危険といえるでしょう。
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携帯基地局にも注意が必要です。携帯電話の電波を発信する無線局は鉄塔のような巨大のものから、小型のアンテナ状のものまで、私達の周辺に数多く存在しております。基地局の現在の数は約35万局で、5年前に比べると2倍以上も増加しているそうです。各地では、大型の基地局の建設反対運動や、操業差し止めを求める運動等もで起きています。
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意外な所にも電磁波が
また、ハイブリッドカーや電気自動車にも同じことが言えます。ガソリンを使うエンジンを電池を使うモーターの力でアシストし低燃費と走行性能の向上を実現したハイブリッドカーや、電池とモーターだけで走る電気自動車も近年は数多く実用化されています。
こうしたものからも電磁波が発生しており、電磁シールドを使用するなどの対策がされている様です。一般的な自動車や家電製品等と比較しても、特別に強い電磁波を発生させることはないとメーカーでは説明しているようです。
新幹線や飛行機も同様です。新幹線の場合、車内では動力となるモーターから、車外では電気が流れる架線から、電磁波の影響を受けてしまうのです。飛行機の場合は、高度の高い上空を飛行する為、宇宙からの電磁波の影響を受けやすくなると言われています。
これ以外では、地中化電線の変圧器にも注意が必要です。電気を送る高圧送電線からは電磁波が発生しています。送電線を地中に埋めることで、電磁波の心配は無くなりそうだと考える人が多くいます。しかしながら、実際には送電線を地中に埋めても電磁波を封じ込めることはできません。また、地中化電線の変圧器は電柱上にある変圧器よりも人に近い路上にある為に、より危険度は増します。
この他にも、商業施設の盗難防止装置からも電磁波が発生しており、心臓のペースメーカーが誤作動を起こしたという事例が確認されています。図書館の盗難防止装置が設置された直後から、職員が体調不良を訴えた事例もあります。床や天井や壁などに埋め込まれている目に見えない配線からも電磁波が発生されている為、注意しなければなりません。
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